怪談実話NEXT (文庫ダ・ヴィンチ)

制作 : 東雅夫 
  • メディアファクトリー
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本棚登録 : 36
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840152921

作品紹介・あらすじ

『幽』怪談実話コンテストの歴代入選作家により実施されたコンペティション。いずれ劣らぬ力作佳品の中から選び抜かれた優秀作品7篇を一挙に開封!日々の取材成果をもとに、腕によりをかけて書き下ろされた収録作の数々は、この世とあの世の妖しいボーダーランドに、読者を誘うことだろう。

感想・レビュー・書評

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  • 「狭間で待つもの」が怖いですね。特に、ついらくのあれ。

    あとは、こちらからしたら異常・不可思議だけど、当人達は平然としているというのも怖いです。
    それは、怪談に限ったことではなく、普段の生活でもそうなんですけど。認識のズレ・ギャップというのが感じられると、突然相手の考えていることが、わからなくなります。

    怪談の怖さの一つと思うんですよね。
    あなたの周りでは明らかに異常なことが起きているのに、どうして普通でいられるの?っていう怖さ。
    異常を異常として捕らえる怖さと。
    平常が異常にすり替わる怖さ。

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著者プロフィール

1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。「幻想文学」「幽」編集長を歴任。ちくま文庫「文豪怪談傑作選」「文豪怪談ライバルズ!」シリーズはじめ編纂・監修書多数。著書に『遠野物語と怪談の時代』(日本推理作家協会賞受賞)『百物語の怪談史』『文豪たちの怪談ライブ』、編纂書に『ゴシック文学入門』『ゴシック文学神髄』、「文豪ノ怪談ジュニア・セレクション」「平成怪奇小説傑作集」「赤江瀑アラベスク」「文豪怪奇コレクション」の各シリーズ、監修書に「怪談えほん」シリーズなどがある。

「2022年 『桜 文豪怪談ライバルズ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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