欲ばりな首すじ (フルール文庫 ルージュライン)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840154055

作品紹介・あらすじ

大手IT企業のSE、桐沢美里。仕事ばかりで恋愛とはご無沙汰な日々のストレス発散は、夜、鏡の前で首輪をした自分をケータイで撮ること。ある日、その恥ずかしい秘密を、仕事に厳しいクールな上司・月島に知られてしまい…。社内では上司と部下、プライベートでは淫らな逢瀬を重ねていくふたり。この感情は"恋"か、それとも"服従"か-。素直になれない大人の恋を描く、ソフト緊縛ラブストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 仕事のストレス発散にしているのは、自分に首輪を付けて
    それを携帯で撮影する事。
    ある日その携帯をなくし、戻ってきたと思ったら
    中のSDがなくなっているという事態。

    そしてそれをやったのは、仕事に厳しい上司でした、という
    ものすごく王道な相手。
    中身は短編で、会社→プライベートで終了。
    仕事はかっちり、プライベートは好き放題? な展開。
    なので、プライベートは色々しているだけなので
    そこを抜かすと…会社にしか人が…他人がいないw

    てっきり入ってきた後輩何かを交えて何かあるかと思ったら
    何事もなく終了。
    横やりもなく、ある意味平和?
    どろぐっちゃ好きだと、ものすごく物足りません。

  • 職場ではできる人材として自分を律している桐沢の強がりで、だけど女らしい弱い不安定な部分がわかりやすい、だけど大人な文章で描かれていて、とても良かったです。
    そしてとにかく、お相手の月島さんがかっこよかったです。

  • 表紙に惹かれ購入しました。この手の本は、私はファンタジー系統でしか読んだことがなかったのですが。。。。

    ものすごく変態な(苦笑)趣味趣向を持った素直ではない二人組が出会ったらどうなるのかってお話です(苦笑)
    普通に?甘いので、こういう話で癒されたい人にはオススメかと。ストーリーとしては、二人組みにほとんど邪魔が入らないので(シリーズ化すれば泥沼化しそうな予感)安定感持って読めますし、文章、読みやすいですし好きです。
    どうやらこの作者さんのほかの作品に比べればまだ薄めな表現らしいですが、結構比喩なんかは濃いかなぁ。と。個人的印象ですが。

    ただ二人のやりとりが、、、えっと具体的にはいえませんが(苦笑)状況としてどうなってるのかがわかりにくい、かな。あんまりそういう話を読んだことがないので(苦笑)

    ま、それはともかく(苦笑)癒されるのにはオススメです。こういう表現に抵抗がなければ、大丈夫!(笑)

  • あらすじ割愛。

    オフィスラブって初めて読むなぁと思いながら読了。
    オフィスって、イメージとして嫌な同僚がいて、お局様がいて、嫌な顧客がいてという感じだと思ってたのですが、嫌な顧客は多少いるものの、上司も同僚も後輩も基本いい人でした。
    そのせいか、仕事内容は大変そうですが、仕事のストレスというものをあまり感じず、ちょっともったいない気がしました。
    だったら他のレーベル読んだ方が、とも思うのですが、一話ぐらいそういうシーンがない話が欲しかったなと思います。

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著者プロフィール

著者プロフィール
かのこ
かのこ
きらきら輝くTL界でこっそりアブノーマル気味な小説を書いてます。
本作は「侵蝕する愛 通勤電車の秘蜜」に続く同レーベル三作目。
このお話を本にしてもらえるなんて夢みたいです。さすが蜜夢文庫さん……。

「2022年 『嘘つきたちの遊戯 息もできないほどの愛をください 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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