新装版フォーチュン・クエスト(2) 忘れられた村の忘れられたスープ<上> (電撃文庫)
- KADOKAWA (2002年5月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840221023
作品紹介・あらすじ
こんにちは。16歳の冒険者、パステルです!職業はマッパー兼詩人(でも、方向音痴だからマッパーとしては問題大アリなんだよね…)。冒険者カードの書き換えのため、砂漠の街エベリンに来たわたしたち。レベルが大して上がってなくて心配してた更新も無事終了し、ほっと一息。前回の冒険でちょっぴりリッチになったわたしたちは、買い物したり、見物したり、思う存分楽しむつもりでいたんだけど…。でもね…またまたとんでもない災難に巻き込まれることになっちゃった!ご存知、6人と1匹の冒険ファンタジー。
感想・レビュー・書評
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またまたドタバタ事件が起きる起きる。
このパーティはまさかこんな事に巻き込まれるなんて!という事が多々あり。。。
今回はまさかのクレイのオウム化。
一番パーティに必要なファイターなのに、なかなか活躍の場を見れず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夕日に染まり、琥珀色の波のようにうねる草原をかけぬけ
我らがヒポちゃん、今度は森の中へと入っていった。 -
■書名
書名:新装版フォーチュン・クエスト〈2〉忘れられた村の忘れられたスープ(上)
著者:深沢 美潮
■概要
冒険者カードの書き換えのため、砂漠の街エベリンに来たパーティ。
更新も無事終了し、前回の冒険でちょっぴりリッチになったパーティ
は、買い物したり、見物したり、思う存分楽しむつもりでいたが…。
またまたとんでもない災難に巻き込まれることになった。
■感想
フォーチュンクエスト第2巻。
3巻と連作になっている上巻です。
すごい、物語がよくできています。
基本に忠実だけどポイントを押さえており、ある目的(オームにな
ったクレイを元に戻す)のために色々な所を回って(買い物して)、
冒険していきます。
もうRPGそのまんまです。
なお、この物語の特徴としては、RPGだけど戦いに重点が置かれて
おらず、物語と登場人物に重点が置かれている点だと思います。
(実際、ほとんどといっていいほど、レベル上がらないし。)
また、この巻の最後に、"忘れられた村の忘れられたスープ"という
魅力的なキーワードが出てきます。
このタイミングも絶妙です。
3巻では、このスープを巡り冒険するようになりますが、次の巻への
期待の持たせ方がうまいです。
この巻、ファンタジー小説のノウハウのほぼ全てが詰まっている気が
します。秀逸です。 -
昔々読んだのをひっぱりだしてきた。
クレイがオームになっちゃう受難。
いざスープ探しへ!