デュアン・サークII(1) 翼竜の舞う谷<上> (電撃文庫 ふ 1-37)
- メディアワークス (2002年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840221894
作品紹介・あらすじ
兄を慕ってファイターになったデュアン・サーク。相棒の羽トカゲ、チェックと一緒に迷子になっていた魔女の森で、ベテランファイターのオルバと、雪豹クノックを連れた魔法使いのアニエスと出会う。その後、ドラゴンの宝捜し、銀ねず城の魔王騒動、アサッシン殺しとの戦いなど、数々の冒険を経験。ファイターとしても人間としても大きく成長する。待望の第2部は-、改めてパーティを組んだデュアン、オルバ、アニエス。ランタン祭りでにぎわうエベリンで、思いもかけない大事件に巻き込まれて…。後世「伝説の勇者」と呼ばれる、ひよっこ戦士デュアンの新たな冒険譚、始動。
感想・レビュー・書評
-
第二部突入です。
イラストレーターさんが代わってるので随分印象が違います。おときたさんと比べてすっきりとした絵柄ですね。個人的にはおときたさんの細々した、どこか懐かしさのある描写、好きだったんですが。
内容は、第二部突入したからすぐどこがどう、と言うような違いは無く。前作からの延長線上ですんなり入っていけます。
でも何となく、やっぱり第一部よりもサラッとしているような。第一部ってもう少し一人称と三人称の間、みたいな部分あった気が。
今回サブタイの通り、竜騎士の国が登場するんですが。凄くRPGぽい!ドラゴンゾンビとか!幻水を連想しました。
あとはオルバの態度が気になる。何?これは…え?
全巻から気になっていたデュアンの問題も目につくし。オパールの忠告が気になる。
次巻は意外なキャラが再登場するみたいで楽しみ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
深沢さんの文章は一人称が一番好きだな。
アニエスは相変わらずクレイ・ジュダに夢を見まくってる(笑)。
アニエスが「あの人は恋愛なんてしないんだ」って自分を慰めている頃、クレイ・ジュダはミルダと恋に落ちてたんだよね?時期的に大体その頃だと思う。
デュアンは惚れっぽいなぁ。
第二部からは暗くなるってどこかで聞いていたから、どうなる事かと思っていたけど。今のところは違和感はないな。 -
「デュアン・サークII 1、2 翼竜の舞う谷(上)(下) 」深沢 美潮
RPGの世界。ひよっこ戦士の冒険譚第2幕
読了日:2008.04.29
分 類:ライトノベル
ページ:220P、280P
価 格:530円、550円
発行日:2002年10月発行、2003年7月発行
出版社:メディアワークス(電撃文庫)
評 定:★★+★★
●作品データ●
----------------------------
主人公 : デュアン・サーク
語り口 : 3人称
ジャンル : ライトノベル
対 象 : ヤングアダルト向け
雰囲気 : RPG系ファンタジー
結 末 : まあ、ハッピーエンド
イラスト : 戸部 淑
デザイン : 鎌部 善彦
---------------------------
---【100字紹介】------------------------
兄を慕ってファイターになったデュアン・サーク。
相棒の羽トカゲ・チェックに、ベテランファイター・オルバ、
雪豹クノックを連れた魔法使いアニエスとともに、
数々の冒険を乗り越えながら大きく成長するファンタジー
-------------------------------------------
デュアン・サークの第2部であるデュアン・サークIIの第1巻・第2巻です。上下巻。
この著者さんの作品だと、菜の花が中高生の頃には底抜けに明るい「フォーチュン・クエスト」が周りでとても流行っていて、その「フォーチュン」と少しだけ色合いの違う「デュアン・サーク」がその後出てきて…、と懐かしさがこみ上げてくるのですが、本作はその「デュアン・サーク」の第2部です。
世界観は、剣と魔法の冒険世界。ごくごく普通のRGPの世界ですね。確か「フォーチュン」で「伝説の勇者」と呼ばれていた人の、ひよっこ時代のお話…ということだったと思います。
主要キャラは第1部の時代と同じ。主人公でファイターのデュアン・サーク(Lv.4)。ベテランファイターのオルバ・オクトーバ(Lv.14)。魔法使いのアニエス・R・リンク(Lv.4)。これに羽トカゲのチェック、雪豹のクノックでメイン・パーティーです。
物語はロンザ国の大きな商業都市・エベリンから始まります。レベルに見合った低レベルの火炎魔法を覚えようと、魔法屋めぐりをするアニエスと、ついて行くデュアンは、不思議な少年に出会います。そして、エベリンのランタン祭りで…。物語が動き出すと舞台はタイトルにもなっている翼竜の舞う谷へ移っていくのですが…、それはもう、読んでのお楽しみということで。
最初にこの著者の作品を読み始めた頃から、文章力に関してはあまり評価していなかったのですが、当時思っていたほどには悪くないような気がしました。いいなーと思ったのは、挿絵の入り方かな。通常挿絵は、1ページをそのまま使うと思うのですが、半ページ文章で、半ページイラストだとか、上部だけイラストで下は文章とか、そういうブックデザインが素敵。例えば、壁面にぶら下がるランタンの絵が、左上にあるとか、凄く雰囲気が出ていてよくないですか!?菜の花はこういうの大好き。
ああ、素敵だなー、凝ってるなーって。また、この文章がそういうのが似合うんですよ。
10年ぶりくらいに読みましたけれど、全然変わらない古い友人に出会ったみたいで、なかなか面白かったです。
---------------------------------
文章・描写 :★★+
展開・結末 :★★★
キャラクタ :★★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
---------------------------------
菜の花の一押しキャラ…サンデリオン
「一応、全身打撲ってことで、息絶えてらっしゃるのかな?」
(オルバ・オクトーバ)
高所から転落してきたゾンビに一言。 -
以下続刊中、途中から未読...
-
何巻かまで所持。ファンタジーもの。デュアンがどこまでもへたれで面白い。2では絵師さんが変わりましたねー。
デュアンがモテモテになってて爆笑。 -
<div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840221898/ieiriblog-22" target="_blank"><img src="http://booklog.jp/img/noimage.gif" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840221898/ieiriblog-22" target="_blank">デュアン・サーク2〈1〉翼竜の舞う谷(上)</a></div><div class="booklog-pub">深沢 美潮 / メディアワークス(2002/10)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:36,826位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/3.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840221898/ieiriblog-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/myloverkaito/asin/4840221898" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>
-
デュアンサークの第2弾!私はこれから読み始めましたね。デュアンとアニエスとオルバ3人でのパーティからたびははじまります