キーリ 死者たちは荒野に眠る (電撃文庫 か 10-1)
- アスキー・メディアワークス (2003年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840222778
感想・レビュー・書評
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王道のCPだと思うんですが
王道には王道たる所以があって、
やっぱりいいんですよね。
ハーヴェイのいまいち
報われない所が好きです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界観が好き。キーリとハーヴェイの距離感が好き。兵長も好き。シリーズラストは切なくなりました。
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半分までは惰性で読んでました。自分の中で半分読んで面白いと感じない小説は読み通しても心に響かないと思ってたので。しかし、この本は途中からぐっとひきつけられて目が離せなくなりました。そこからひきずられるように最終巻まで読んじゃいました。キャラクターも濃くて面白く楽しく時に物悲しいです。
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2
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①~⑨
ラノベ読んで涙腺崩壊したの初めて。
キーリとハーヴェイが大好きすぎる。 -
壁井さんの大賞受賞作。
退廃的で仄暗い世界観がやっぱり好きだ。 -
死んだ霊が見える少女、キーリと不死人、ハーヴェイ、ラジオに憑依
している霊、兵長が列車で旅する話。
マルドゥック・スクランブルを読んでいたとき、私の頭の中で
バロットのイメージは表紙で見たことがあるだけのキーリの姿だったのですよ。
というわけで、キーリの方も読んでみました。
話の作りや描写が丁寧。キャラクターも魅力的でした。
ただ、電撃ゲーム大賞の大賞作品にしてはインパクトが足りないような。
あと一文が長いのか句読点が不適当なのか、読んでてつっかえる感じが
するのが気になりました。
でも面白かったことは面白かったので続編も買ってみようかと思います。 -
■書名
書名:キーリ―死者たちは荒野に眠る
著者:壁井 ユカコ
■概要
キーリは教会の寄宿学校に通う14歳の少女。霊感が強く霊が見える
ことから、神の存在や教義に疑問を抱いていた。冬の長期休暇初日、
キーリは“不死人”の青年ハーヴェイと、その同行者の小型ラジオ
の憑依霊・兵長と知りあう。キーリは、勝手に彼らの旅についてい
く事に…。様々な亡霊たちとの出会いと別れを経験しながら、キー
リはやっと自分の居場所を見つけた気がしていた。しかし、旅の終
わりは思いのほか早く訪れる。ハーヴェイが教会の“不死人狩り”
に捕まってしまい―!?
(From amazon)
■感想
フォーチュンクエストを再読すようになってから、何となくライト
ノベルというジャンルにも少し手を伸ばすようになって読んだ本
です。
少しクセのある文章ですが、世界観にあっている文章だと思います。
萌えという要素は一切無いファンタジー小説ですね。
この設定と物語、好きです。
"自分の世界(視点)が他人と違うキーリ"と"自分の存在が他人と違うハー
ヴェイ"が出会い、お互いの存在を認め合い惹かれあいながら進んで
いく物語です。
後半の話の流れは、結構読めない流れになっていて、どうなるんだ
ろう?とワクワクしながら読めました。
全9巻ある中で、今後様々な心の動きがあるのだと思いますので
この先も楽しみですね。
(恐らく過去の罪にどんどん苦しめられ、切ないお話になっていく
のだと思います。)
しかし、500円で5冊購入できてしまう古本の制度は凄いですね。 -
おもしろかった。
なんていうか、面白い設定だなって思う。
あんまり軽い感じじゃないけど、
すごい、好きだなあ。 -
全9巻完結 第9回(2002年)電撃ゲーム小説大賞(現・電撃小説大賞)受賞