新・時空のクロス・ロード3 赤い心の女の子 (電撃文庫 た 12-6)
- メディアワークス (2003年5月10日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840223126
作品紹介・あらすじ
いつもどこからか現われては真一の世話を焼く不思議な少女・有紀。「困っている人は、関係ない人じゃないんだよ」と微笑む彼女に、引け目からか真一はつい反発してしまう。一方、時を同じくして、巷で愉快犯的な事件が続発する。その一つに真一は巻き込まれてしまうが、窮地を救ってくれたのはまたもや有紀であった。そして真一は驚愕の真実を知らされる。有紀にはこの世界を破滅から救う使命があるというのだ-。しかもその鍵は真一が握っているらしい。自分の存在意義に確信を持てない真一だったが、その勇気を試される時は間近に迫っていた。
感想・レビュー・書評
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これは我々の社会基盤がいかにたやすく崩れ去るかを示した1つの例である。今巻の舞台は、我々のいる世界。今わ私達がいる世界では魔が差しただけでなんと容易く大量殺人が行えてしまうかってことを認識させられる話。缶コーヒー1つとっても中身なんて誰も確認しないまま飲むと思う。"中身はラベルに記載されたものである"っていう信用ができる社会基盤があるからでソレがなくなったりしたら、ほんと世界って容易く崩壊するんだろうなって思った。成長した今までの主人公たちが登場するので読んでて楽しかったです
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何処からとも無く現れる少女。
その親切に反発してしまう少年。
迫る、世界破滅。
その時、少年は決断を迫られた。
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