ルナティック・ムーンIII (電撃文庫 ふ 7-3)

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  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840226875

作品紹介・あらすじ

森に佇む屋敷の中で、三人の変異種少女が暮らしていた。特殊な趣味を持った人々に売られるために…。だが、彼女たちの日常は、森に現れたケモノを殲滅するため、機械都市バベルからウエポンが派遣されたことにより崩れていく。そのウエポン達を排除すべく、純血至上主義組織「フルブルー」のメンバーが屋敷に向けて派兵されたのだ。さらにそこには、前回エデンを危機に陥れた「繭」の遣い手の影が…。そして、巻き起こる混乱の中、人類が未だ見ぬ"第五稀存種"が覚醒を果たす!近未来ファンタジー第3弾、登場。

感想・レビュー・書評

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  • 3巻です。

  • 此の巻で遂にエデンの敵対勢力、フルブルーが登場します。
    そして、ルナ=イルの母親であるルナ=ソーシアを殺害した
    第六稀存種、ロイド=オドの登場です。

    此処ではルナ自身も大きな出会いがありますが、
    シオンは全滅させてしまったと思っていた嘗ての故郷の生き残りに出会います。
    自分を蔑み、苛めていた少女です。
    思わぬ出会いにお互い混乱し、シオンは罪悪感を、ティーは恐怖を覚えるのです。
    そんな間柄でありながら、シオンは命をかけてティーを護り、
    ルナはそんな彼女の姿を見てティーに、今在る現実を視るように促します。
    このシーンがとても素敵でした。
    そして最後、たどたどしいながらも2人が話をして、
    お互い大切な人を守り抜く事を誓い合ったのがまた素敵です。

  • 次から次へと強いキャラ出てきて、だんだんと面白くなってきました。

    過酷な戦闘が続く中で、二人の運命はどうなっていくのか、4巻へ続く

  • 「少しでいい、欠片でいい。本来の意味でわからなくたっていい。それなのに……それなのにその少しさえもがどうして……どうして伝わらないんだ!?」<br>◆<br>2006.02.23.読了。所有。シオンが超絶可愛い。カロマインは完璧に悪役だ(笑)。とりあえず、なんかすべての稀存種がルナの敵にまわりそうで怖い。

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著者プロフィール

電撃文庫『ルナティック・ムーン』にてデビュー。他著書に『レジンキャストミルク』『鮮血のエルフ』など。独特の文体とハードでシリアスな作風でコアなファンを持つ。

「2017年 『ファイナルファンタジーXIV きみの傷とぼくらの絆 ~ON(THE NOVEL)LINE~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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