9S(ナインエス) III 〈3〉 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.48
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本棚登録 : 486
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840226912

作品紹介・あらすじ

由宇の調査により明らかとなった遺産"天国の門"。異常なまでの封印が施されたそれには、真目家の家紋が刻まれていた。相容れぬはずの両者に一体何が…。時を同じくしてNCT研究所では創設以来の大惨事が発生する。所員の木梨が多くの人間を殺害し、研究所を飛び出したのだ。目指す先は、"天国の門"。由宇は独断で木梨を追う。度重なる不祥事に、伊達は切り札の特殊部隊四名を招集。木梨・由宇の捕獲もしくは抹消を命じる。ミネルヴァと勝司も"天国の門"の奪取に暗躍する。そして運命に導かれる闘真。今すべてが一つの地に集結せんとしていた。謀略と妄執、急展開の第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず、自己投影なのか書き方がダサいのか、気色の悪い主人公象/ 上下巻揃えるのめんどくさい/ コメ部分も滑ってますよ/ ブックオフで100円だったら4巻買いますよ、と言う感じ

  • "天国の門"編の上巻。上巻ということでキャラが出はするけどまだまだ謎は多いし少し内容としては薄い感じ。風間と由宇のやり取りは読んでて面白いです。下巻で広げた風呂敷がまとまるのかどうか

  • 都市の下に隠された巨大な空間、そこに鎮座するのは【天国の門】という遺産であった。LAFI2の運用責任者・木梨はLAFIの意識体を取り込み暴走。壊滅状態となったNCT研究所を後にして、【天国の門】を目指した。木梨を追う由宇、遺産を狙うテロ組織ミネルヴァ、由宇との再会を望む闘真。【天国の門】を中心に、物語は大きく動き出す。

    狂気的な運動能力を見せる禍神の血、その根底に迫る遺産技術【天国の門】を巡って動く由宇。主人公であるはずの闘真がサブキャラ扱いされるほど、本巻は由宇を追う物語である。リニアエクスプレスでは、ADEMもアドバンスLC部隊と交戦する。遺産兵器を投入するLC部隊と違い、素手で立ち向かい圧倒する由宇の能力に感嘆する。遺産に対する並々ならぬ知識とずば抜けた知力のなせる技か。

    一方、今回の闘真はまるっきり巻き込まれ役です。電車に乗っていて出会うリニア制御施設の異変。偽名を使って通信を試みる由宇にまんまと誘導される間抜けっぷりは相変わらず。その闘真に逆に翻弄され狼狽する由宇も相変わらず。赤の他人(と思い込んでいる)に頼まれたからといって、命をかけて闘う姿が健気でかっこいい。

  • 主人公の裏状態がなんか普通になっていた気がする。

  • 親子で殺し合い、兄弟で争い、この物語には血縁で仲が良いというのは異常な状況。それにしても、この終わり方で次の巻に続くとは、発売すぐに買った人は次巻発売までヤキモキしたでしょうねぇ。そして、科学の世界なのに竜の登場というのは、進歩しすぎた科学は魔法と同じという証明のようで、どういう能力なのか次巻の種明かしが楽しみ。

  • 今回は上下巻構成になってるみたいなので感想は次巻の時にまとめて書きます♪( ´▽`)

  • 宇の調査により明らかとなった遺産“天国の門”。異常なまでの封印が施されたそれには、真目家の家紋が刻まれていた。相容れぬはずの両者に一体何が……。時を同じくしてNCT研究所では創設以来の大惨事が発生する。所員の木梨が多くの人間を殺害し、研究所を飛び出したのだ。目指す先は、“天国の門”。由宇は独断で木梨を追う。度重なる不祥事に、伊達は切り札の特殊部隊四名を招集。木梨・由宇の捕獲もしくは抹消を命じる。ミネルヴァと勝司も“天国の門”の奪取に暗躍する。そして運命に導かれる闘真。今すべてが一つの地に集結せんとしていた。謀略と妄執、急展開の第3弾。

  • 9Sシリーズの3巻目!これは4巻と合わせて上下巻構成になっています。読んでいて、早く4巻を読みたくなってしまい、すぐに連続で4巻を読んでしましました。

    1、2巻をヒロインの峰島由宇編とするならば、この3、4巻を主人公の坂上闘真編ということになるのでしょうか。主人公が自分のことに覚悟を決めていく、受け入れていくという熱い話でした。

  • この巻は3.4巻で上下巻になっている。アドバンスLC部隊登場。さまざまなキャラクターがいて組織も多数。下巻読んで見なくては。

  •  上巻です

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著者プロフィール

電撃文庫『9S<ナインエス>』が大ヒットし、現在も続く長期シリーズとなっている。大胆な設定と躍動感あふれる筆致には定評あり。幅広いジャンルで活動中。

「2018年 『0能者ミナト<11>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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