吸血鬼のおしごと7 The Style of Mortals (電撃文庫 す 5-8)
- メディアワークス (2004年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840227803
作品紹介・あらすじ
幽霊少女・舞を失った月島亮史は、失意の中ある決心をする。舞を殺した憎き敵である真田をこの手で抹殺するため、敵対していた上弦たちと手を組もうというのだ。シスター・レレナや使い魔猫のツキとも決別。「今までありがとう。舞くんと、君と過ごした生活は、とても楽しいものだった」-そんな言葉を残し、亮史は吸血鬼の戦闘本能を研ぎ澄ませて、真田がいる本拠の奥へと歩を進めた。そして…衝撃のラストを迎える!大好評シリーズ、遂に壮絶&慟哭の完結編。
感想・レビュー・書評
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シリーズ最終巻。
第1巻、第2巻あたりを読んだときには展開がぎこちないように感じましたが、読み終えてみるとすごくきれいに構成されたストーリーという印象です。第6巻での舞の消滅が衝撃的なヤマ場を作っているし、最終巻も物語の終結に向けて全体がきれいにまとめ上げられています。亮史と真田の戦いの終結からレレナの後日談の展開は、ちょっとずるいという気もしますが、「あとがき」にある「作品はきちっと終わらせてこその作品である」という言葉どおり、読者を納得させる終わり方だと思います。
ずっと言い続けてきたのですが、やっぱり女性キャラクターが全員うっとうしいガキばかりなのが残念。亮史、ツキ、玄翁などの男性キャラクターはカッコいいのに。真田も、性格的な特色づけが少し薄いのですが、ラストで見られた潔さはよかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2009.07
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<内容>
幽霊少女・舞を失った月島亮史は失意の中、復讐として真田を抹殺することを決意する。
そして、上弦たちと手を組むことにしたのだった……
<感想>
衝撃的すぎだろ………
いや、まぁ、舞が死んだところからして衝撃的すぎたんだけどさぁ………
ここまでバッドエンドにする必要性があったのか??
まぁ、でも これはこれで納得がいく結末ではあるんだが……
主人公ではないのにレレナから話が始まったのも良い感じに影響してるのかなぁ。。。違和感がまったくない。
そして、何より、ラストまでの怒濤の勢い。
作者がノって書いてるんだろうなって分かるほどにスピーディー。。。
そして要所要所での演出が中々に。。。
いや、これ神だわwwwwww
1巻からクオリティを維持しつつラストに向けて上がっていく感じだし。。。
神認定。 -
最後のシーンで泣きそうになりました。
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ダンボール2
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