吸血鬼のおしごとSP The Days Gone By (電撃文庫 す 5-9)
- メディアワークス (2005年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840229098
作品紹介・あらすじ
鎌倉時代、京の都。一体の魔性が発生した。全裸で突如現れたその少女は、人々から鬼と恐れられている男・魎月に拾われるが-。魔性として発生したその瞬間から「上弦」という名を得るまでの壮絶な日々を綴った短編『双月』。幽霊少女・舞が亮史のために愛情手料理を作る顛末を描いたドタバタコメディ『ラディカル・クッキング』。純粋無垢な少女に囚われてしまった使い魔猫ツキの不運な一日を描いた『ブラック・マンデー』。番外編小説三編に加え、片瀬優描くコミック三編も収録した『吸血鬼のおしごと』スペシャル文庫。
感想・レビュー・書評
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シリーズ番外編。第2・4・6話が、著者の鈴木鈴さんによる短編小説、第1・3・5話が、イラスト担当の片瀬優さんによるコミックです。
第1話は、人びとの祈りによって意思を持つようになった石像の笑石が、かつて敵対していた魎月を追って湯ヶ島の町にやってくる話。
第2話は鎌倉時代が舞台。笑石、益荒と戦っていた魎月が、上弦と出会う話。
第3話は、ボーナスの使い道をめぐってレレナと舞が対立する話。第4話は、舞が亮史のために料理を作る話。第5話は、舞が碧ちゃんという子どもに頼まれて、ウルシという飼いネコのゆくえを探す話。第6話は、超高級猫缶「叢雲」に釣られて碧ちゃんの家に長居をしたツキが、飼い猫にされそうになる話。
本編とは違い、どれも軽く読めて楽しめるストーリーになっています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
完全な余談
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2009.07
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<内容>
番外編。
上弦との出会い、舞の料理、ツキが女の子に捕まる話。。を収録
<感想>
著者の どすぐろい(ぁ 部分が抜けてるけど……舞の料理はやばいよ?
番外編でよくある話じゃないですか。
初めてのクッキングってのは。
でも、ここまで面白く書けるんだなぁと本気で感心してしまった。。。
そして、こういった文も書けるんだなぁと(ぉぃ
片瀬優の漫画も付いてるし。番外編の中では相当クオリティが高い方に分類されると思いますよ。。。
続編読まなきゃ。。。 -
ダンボール2
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がいでん
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多分『吸血鬼のおしごと』シリーズで一番ほのぼのとしている話(かも)
最後の話を読む前にこれを読んだ方がいいです。
上弦の話とか本編に入れておいた方がいいと思いました。 -
全8冊で完結。本編、ギャルゲーのBADみたいなラストでしたが、それが逆に意外で良かった。