ひかりのまち: nerim’s note (電撃文庫 は 6-1)

著者 :
  • メディアワークス
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840229180

作品紹介・あらすじ

険しい山々に閉ざされた街パラクタに、夜だけが続く日黒期がやってきてひと月。高等部に通うネリムは、この日黒期という現象と、六年前の「森の神隠し事件」による兄の失踪に疑問を感じていた。学校の保健室で新しい医務員のディネに出会ったネリムは、彼女に自分が疑問に思っている『本当のこと』を仄めかされる。彼女は何か知っている-ネリムは確信した。徐々にディネに惹かれていくネリムは、彼女と一緒に六年前の事件に関する資料を探し始めた。『本当のこと』を知るために-。日黒期の謎、兄の失踪、ディネとの関係、様々な事件が巧妙に絡んでいく新感覚ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 前半の街の雰囲気とか、好きです。
    が、後半性急すぎ?
    全体は面白かったです。

  • きゃっきゃしてないラノベ。
    伏線の効果も出ており、前から中盤までがおもしろかった。残念なことに、後半は無理な展開・ご都合主義的な雰囲気が否めない。
    雰囲気のある世界観。
    ただ、次作を読みたいかと言われれば、そんなことはない。

  • 10年ぶりに再読。光を失った街と、思春期の少年と大人のオネエサンとのセックス、陰謀、そして旅立ちなどなど、個人的にはかなり好きなタイプの物語ではあるのだけど、この年齢になってから読むとちょっとご都合主義が目立ったり、もう少し物語としての厚みが欲しいなぁと思ったり。でもなんとなく、やはりこういうライトノベルをたまに読むと「やっぱりいいなぁ」と感じ入る自分がいたりするのも、また楽しい発見なのです。

  • ファンタジー/ちょっとミステリー/政治
    数年ぶりの再読。
    閉鎖された都市。夜だけが続く日黒期。神隠し事件。
    とにかく雰囲気が好き。

  • 百年に一度、24日真っ暗な日が続く街。
    そこはふたつの党が対立するだけの、普通の街。
    兄と、とある事件で分かれてしまった弟は
    その暗い街の中、学校に遅れないよう走っていく。

    ちょっとファンタジーと現実がまざったような?
    ちょっと出てきた生き物が特殊だ、という以外
    何かの特殊能力があるわけでもなく、ごく普通。
    とか思っていたら、後半から、それはもう前振りなく
    不思議パワー全開! みたいな。

    そもそもお兄ちゃんがヤンデレ? かと思いきや
    そこもまた微妙…。
    いや、それを言うなら弟の『友人』でしょうか?
    皆様自分の欲望のために頑張りました、という感じ。

    最後の不思議パワーの事もありますが
    え…え?! という終わり方。
    そこまでがかなり淡々としていたため
    なんかこう…しっくりこない終わりでした。

  • 街の雰囲気は楽しめた。
    ストーリーはご都合主義・・・というか
    人や出来事すべてにフラグを持たせすぎていてちょっとげんなり。

  • 文章がうまい。
    起承転結もちゃんとある。
    キャラもたってる。
    だけど、おもしろくなかった。

  • 少ししか出てきてないけど、お兄さんが好きだ。

  • この作品は私が初めて買ったラノベ、だと思う。
    ずっと読まずに妹の本棚にぶちこまれていたので、何年かぶりに読んでみたいと思います。
    電撃大賞<金賞>というところから買ったんだと思うが。

    今のところ、風邪のせいか物語がぜんぜん頭に入ってこないので、とりあえず「読み途中」

  • 久しぶりに読むとなかなか楽しめました。
    さらっとすっきりよみやすい暗い町の話です。

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