デュアン・サーク2〈5〉勇者への道〈上〉 電撃文庫 (電撃文庫 ふ 1-45)
- メディアワークス (2005年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840230391
作品紹介・あらすじ
苦戦の末、ついに闇魔に乗っ取られた金の森を救ったデュアン一行。その功績を聞き及んだロンザ国王の招きに従い、王都ロミリアへ。そこでデュアンを待っていたものとは…?また、その一方、デュアンたちと離れたオルバは、恩師アルフレック、謎の僧侶ズーニョとともに、見るも無惨に変わり果てた村へと足を踏み入れていた…。後世「伝説の勇者」と呼ばれるひよっこ戦士デュアンが、迷いながらも自らの道を求め、歩み始める新章がいよいよスタートする。
感想・レビュー・書評
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今回は国王との謁見。戦闘は無し。美しく煌びやかな世界。フォーチュンの16巻にも登場したんじゃありませんでしたっけ、王都ロミリア。
やはりロマンスが進行。
それにしてもデュアンの身長が180cm…!イメージに無いです。
今回、旅は一応してますが、冒険らしさは無し。お城でちやほやされておおいにあたふたし、ヒロインの想いにもあわあわする、と言う。
冒険らしさと言うと、やはりオルバパートですね!こちらはしっかり戦ってます。時間軸が過去から現在に戻り、ある村を救うことに。
こちらも下巻に続く模様。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「勇者」と呼ばれるまで、そんなにたくさんの時間は必要なかったな。
デュアンがんばったもんね。
クレイ・ジュダのアニエスに対する気持ちと、デュアンのルルフェに対する気持ちは似ている気がする。
DSの時代は、闇魔の活動が盛んで一般にも広く知られていたんだ。 -
デュアンの新たな冒険と、オルバのクエスト
読了日:2008.05.17
分 類:ライトノベル
ページ:264P、294P
価 格:530円、550円
発行日:2005年5月発行、2005年11月発行
出版社:メディアワークス(電撃文庫)
評 定:★★★+
●作品データ●
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主人公 : デュアン・サーク
語り口 : 3人称
ジャンル : ライトノベル
対 象 : ヤングアダルト向け
雰囲気 : RPG系ファンタジー
結 末 : 何とか解決
イラスト : 戸部 淑
デザイン : 鎌部 善彦
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---【100字紹介】---------------------------
ロンザ国国王より首都へ招かれたデュアンたちは、
その壮麗さに驚く。夢のような時間を過ごしたのち、
再び新たな冒険へと旅立つデュアン。
同じ頃オルバは、闇魔絡みらしいクエストに挑んでいた…
シリーズ第5巻・6巻
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デュアン・サークの第2部であるデュアン・サークIIの第5巻・第6巻です。これも上下巻。
主人公でファイターのデュアン・サーク(Lv.7)は第3巻からレベルが1つ上がりました。前半は偉大なる魔法使いであり師匠でもあるサヴァラン、その小間使いで同居人のウィラック、前作で仲間になった森の少女・ルルフェットと彼女の保護者でモンスターのルイーザが、ロンザ国王にお呼ばれして首都へ入り、城で過ごす話、後半はデュアンがオルバと合流すべく旅立ち、そして途中で巻き込まれる事件の話。
そして本作のもうひとりの主人公がそのベテランファイターのオルバ・オクトーバ(Lv.15)。彼の方はまったく別のクエストに挑むことになります。これに駆け出しの頃の師匠でもあった戦士のアルフレック(Lv.14)と、アルフレックが是非今回のクエストで必要だからと迎えにいった僧侶のズーニョ(Lv.14)という、ハイレベルなパーティーで、アルフレックの知人からのヘルプに応じます。
これらの話は独立していて、重み付けは大体同じ。何故にこれらを交互にやらねばならなかったかは謎。リンクして深みを増すなら1冊にするべきですけれども、まったくリンクしている様子がありません。極端な話、上下巻にしないで、5巻はデュアンの章、6巻はオルバの章、としたって何の問題もなさそう。まあ、ずっとひとつの話を読むのが飽きるとか、書くのが飽きるなら仕方ないですが…、意図は不明。
ちなみにもうひとりのシリーズの主要キャラである魔法使いのアニエス・R・リンクは登場せず。あ、手紙と夢には出てきましたが。
どちらの話にも、思わず…という本心からの反応とか考え方なんかも描き出していて、単なるエンターテイナーからレベルアップしたなあ、という印象がありました。心理描写とか、以前より鋭くなった気がします。文章も、素人っぽさが減って読みやすくなってきていますしね。
クライマックス直前の、あの喪失は…思わず悔やむに悔やみきれないというか、これは惜しいことをしすぎだー!!!というような気持ちに、ええ、なりました。つまりはここに至るまでの過程で、十分にあの人に感情移入していたと、そういうわけですね。これが文章にのせられたのか、キャラにのせられたのかは謎。どちらにしても著者にのせられているにはかわりはありません。
今回は面白い出会いがあり、悲しい別れもありました。この出会いが、今後どうなっていくのか…楽しみですね。と言いながら、次巻始まってみたらいなくなっていたりして。その可能性も、なきにしもあらず。
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文章・描写 :★★★+
展開・結末 :★★+
キャラクタ :★★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★+
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菜の花の一押しキャラ…アルフレック・ヴォルガー
「人の世話をして、初めて人は一人前になっていく…とも言えるんじゃないでしょうか?」
(デュアン・サーク) -
デュアンが初めて勇者と呼ばれる巻です。
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デュアンとルルフェお互いが気を遣い会っているのがよく分かる巻でした。 それじゃ、つかれるだろうねぇ;
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むちゃくちゃRPGな小説。絵は昔の人の方が面白かった気がする。
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オーソドックスなヒロイック・サーガ。
同じ著者のフォーチュンクエストシリーズや青の聖騎士伝説と同じ世界観である。
デュアン君も大きくなったなぁ・・・