しにがみのバラッド。(6) (電撃文庫 は 4-7)

著者 : ハセガワ・ケイスケ

• メディアワークス (2005年5月10日発売)

作品紹介・あらすじ

-来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。それはまるで、真っ白い花のよう-。白い少女が振り返ると其処は、灰色の街でした。迷い人の園。虚無と現実の果て。少女を呼ぶ声。白い花を呼ぶ音。-来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。-見付けておくれ。-この、散りゆく花の音を。そして白い少女は扉を開き、枯れ逝く花の声を聴いたのです。これは、白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語。

感想・レビュー・書評

[久遠青さんの感想 · 2010年2月16日]

表紙がバツグンに綺麗。
哀し気で神秘的なのが素敵です。
表紙と呼応するように、中身も哀しい。
寂しげな主人公たちと夕焼け空。
すごく哀しいけど、バッドエンドでもなく、だからといってハッピーエンドでもない･･･
そんなお話。

[nimbus3さんの感想 · 2018年10月22日]

ライトノベル

[tonveriさんの感想 · 2016年5月9日]

どの作品も幻想小説のような作風で、見えるようで見えない......そんな世界を味わえた。

特に、「きみがあるく塀のうえ」は生と死の狭間の世界を漂っているような雰囲気が味わえる。

extraでは徐々にモモとアンの関係、モモの正体の核心に迫りつつある。

[Beluga0617さんの感想 · 2015年5月16日]

全体通してよく分からなかった。雰囲気変わったし、若干？？？だし[はじっこの少女]ホラーだったってのに驚いた。自分が殺したはずの少女が自分を見つめ続ける怖い話。最後に少しゾクッとした[きみがあるく塀の上]何がどーしてそ～なった。彼は一体何を思い、ナニを待ち続けるのか？[彼女の風景]不幸だ―。っていう言葉がよく似合う人の話。まあ、某ラノベのようにハーレム築くわけでもなくホントに不幸な結末だったけどね

[雪那さんの感想 · 2011年7月11日]

カノコちゃんのこれからが気になります。
あと観覧車も。

[まるこさんの感想 · 2011年4月16日]

6巻は全部好きです。強いて言うなら「はじっこの少女。」大好きです。

[benaresuさんの感想 · 2010年12月18日]

モモという「しにがみ」が贈る、笑いあり涙ありで読み終わったら胸がほっこりと温かくなる・・・・

そんな小説だと思います。

おススメは「彼女の風景。」

[玲来さんの感想 · 2010年11月9日]

しにバラシリーズは毎回悲しさの中に暖かさがあって、どこか救われた気持ちになるのに今回は印象が違う。ただぽっかり心に穴が空くような、そんな気持ちになった。こんな展開にもなるんだなぁ…。モモの物語は進展を見せ、真実が垣間見えてきた感じですがまだよくわからないというか理解できないのが本音

[はずさんの感想 · 2010年6月7日]

6巻です。

[神野イオリさんの感想 · 2010年6月6日]

６