- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840230421
作品紹介・あらすじ
-来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。それはまるで、真っ白い花のよう-。白い少女が振り返ると其処は、灰色の街でした。迷い人の園。虚無と現実の果て。少女を呼ぶ声。白い花を呼ぶ音。-来たれ、白き花よ。永久に枯れぬ花よ。-見付けておくれ。-この、散りゆく花の音を。そして白い少女は扉を開き、枯れ逝く花の声を聴いたのです。これは、白い死神と黒猫の哀しくてやさしい物語。
感想・レビュー・書評
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表紙がバツグンに綺麗。
哀し気で神秘的なのが素敵です。
表紙と呼応するように、中身も哀しい。
寂しげな主人公たちと夕焼け空。
すごく哀しいけど、バッドエンドでもなく、だからといってハッピーエンドでもない・・・
そんなお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ライトノベル
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どの作品も幻想小説のような作風で、見えるようで見えない......そんな世界を味わえた。
特に、「きみがあるく塀のうえ」は生と死の狭間の世界を漂っているような雰囲気が味わえる。
extraでは徐々にモモとアンの関係、モモの正体の核心に迫りつつある。 -
全体通してよく分からなかった。雰囲気変わったし、若干???だし[はじっこの少女]ホラーだったってのに驚いた。自分が殺したはずの少女が自分を見つめ続ける怖い話。最後に少しゾクッとした[きみがあるく塀の上]何がどーしてそ~なった。彼は一体何を思い、ナニを待ち続けるのか?[彼女の風景]不幸だ―。っていう言葉がよく似合う人の話。まあ、某ラノベのようにハーレム築くわけでもなくホントに不幸な結末だったけどね
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カノコちゃんのこれからが気になります。
あと観覧車も。 -
6巻は全部好きです。強いて言うなら「はじっこの少女。」大好きです。
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モモという「しにがみ」が贈る、笑いあり涙ありで読み終わったら胸がほっこりと温かくなる・・・・
そんな小説だと思います。
おススメは「彼女の風景。」 -
しにバラシリーズは毎回悲しさの中に暖かさがあって、どこか救われた気持ちになるのに今回は印象が違う。ただぽっかり心に穴が空くような、そんな気持ちになった。こんな展開にもなるんだなぁ…。モモの物語は進展を見せ、真実が垣間見えてきた感じですがまだよくわからないというか理解できないのが本音
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6巻です。
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6