隣人: SAKURA in Pale Rose Bump4 (電撃文庫 あ 14-6)
- メディアワークス (2005年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840231466
作品紹介・あらすじ
見知らぬ部屋で目覚めた桜子。そこはこの世の隣にあるという"隣人"が住まう世界だった。"隣人"とは気に入った人間をこの世から連れ去り捕らえ、その魂を食らう存在らしい。共に捕らえられた少女たちは、一人また一人と桜子の前から忽然と消えていく。逃れようにも手段はなく、桜子は次第に追いつめられる。そして最後に残ったのは、桜子と-。一方、桜子が行方不明だということを知った友人の悟郎は、彼女を捜すため不思議屋に駆け込む。そして、隣人の世界へと果敢に潜入するのだが…。待望のライト・ミステリー『桜色BUMP』シリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
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桜子が目を覚ますと、そこは知らない場所だったという仕方で、とつぜん物語が始まります。彼女を連れ去ったのは、この世界の「隣」に住まい、気に入った人間の魂を食うとされる「隣人」です。彼女のほかにも、佐奈子、チハル、多美、りんという4人の女性が連れ去られてこの場所にいました。やがて現われた執事に連れられて、屋敷の中を移動する桜子たちでしたが、一人、また一人と仲間の姿が消えていきます。
そのころ浅子悟郎は、姉の佐奈子が入院したという状況を聞きつけ、病院に向かいます。やがて佐奈子は目を覚まし、奇妙な夢を見ていたという話を始めます。ところが、何と同じ病院に多美も入院しており、2人の夢の内容が一致したことから、悟郎は桜子が危機に陥っていることに気づきます。彼は、不思議屋の門を叩き、桜子を助け出すために「隣」へと向かいます。
積極的に低評価をつける要因はありませんが、高評価をつける要因も見当たらないように思います。ストーリーに奥行きがなく薄っぺらい印象なのですが、ライトノベルらしい軽快さと落ち着いた雰囲気を両立させている文章はあいかわらず悪くないので、評価に困ります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見知らぬ部屋で目覚めた桜子。そこはこの世の隣にあるという“隣人”が住まう世界だった。“隣人”とは気に入った人間をこの世から連れ去り捕らえ、その魂を食らう存在らしい。共に捕らえられた少女たちは、一人また一人と桜子の前から忽然と消えていく。逃れようにも手段はなく、桜子は次第に追いつめられる。そして最後に残ったのは、桜子とーー。
一方、桜子が行方不明だということを知った友人の悟郎は、彼女を捜すため不思議屋に駆け込む。そして、隣人の世界へと果敢に潜入するのだが……。
待望のライト・ミステリー『桜色BUMP』シリーズ第4弾。
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相変わらず何だか読みにくい作品です。何でだろう…。
桜子ちゃんは可愛くて好きなのですが、悟郎との掛け合いも好きなのですが、これは文体と相性が悪いのかなぁ。
面白いとも思うんだけど、話に入り込みにくいからつまらないとも思う。会話とか好きなんだけどな…。でもな…みたいな。
そんなわけで☆3つ! -
桜色BUMPシリーズ好きです。
はじめて読んだのは中学ぐらいだったと思います。オカルティズムのある話は面白いですね(ノД`*) -
割と好きになってきた桜色バンプシリーズ。
しかし今回は失速気味かな。そこそこおもしろくはあったけど。
これじゃ続きはなさそうですね。
表紙も売るためなのかどうかは知らないけど、
多分逆効果だろうし、
そもそも本文中に存在しないじゃないかこのシーン。 -
桜色BUMPシリーズ第4作。
「隣」をテーマにした、ややホラー系。毎度のことながら巻き込まれる桜子。今作はレギュラーの方々が目立っていなかった。というか場慣れしているオーラが出ていてもっと張り切ってもいいんじゃないの?
生き生きとは動いていなかった。
ただそれは作品の流れとしては自然に見えていたのでマイナスではないと思う。イラストの作風がロリ系に変わっていたのが残念。 -
表紙にびびりましたが、面白そうなので読んで見ました。
普通なら集中力が途切れて途中で読むのを止めてしまうのですが、これは違いました。
全然飽きずに最後まで読めちゃいました。 -
お姫様抱っこが好きです。