AHEADシリーズ 終わりのクロニクル(6)<上> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840232135

作品紹介・あらすじ

 マイナス概念の活性化により、世界が崩壊するまであと五日――。
 だが、“軍”の元9th-G将軍ハジが糾弾したLow-Gの罪とTop-Gの存在が、思わぬ波紋を呼んでいた。
 そして、Top-Gの存在を秘していたLow-Gに対し、各Gは疑念を抱き、全竜交渉は最大の危機を迎えることに。
 そんななか、佐山と新庄は一つの答えを求め、再び出雲と堺へ向かう……。
 はたして、全ての謎は解き明かされることになるのか!? 各Gの疑念はどんな結論を導くのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 「軍」により、かつてLow-GがTop-Gの存在をかくしていたことが明らかにされ、各Gの代表者たちがふたたび動きを活発化させます。出雲や千里、飛場少年たちがそれに対応するものの、Top-Gによって3rd-Gの概念核がうばわれてしまうことになります。

    一方佐山と新庄は、この世界の秘密に彼女の母親である新庄由起緒がどのようにかかわっていたのかを知ろうとします。

    今回は、前巻ほどストーリー上の大きな動きはないものの、いよいよせまってくるクライマックスの予感についページを繰る手も早くなってしまい、一気に読んでしまいました。

  • 前巻の軍により糾弾されたLow-Gの罪により乱れる足並み。

    再交渉を行う6th, 1st, 4thのG、明かされた過去を盾に利権を得ようとする各国UCAT、全竜交渉が開始される8th-G、更に過去を探る佐山と新庄。
    という感じにバラバラに、されど平行して進む物語。
    上巻らしくストーリーは余り進んでいない感じ。

    各国UCATに堂々と啖呵きって惚気ける京さんがカッコよすぎです。
    そして飛場少年はアイも変わらず負けるなー・・・(まさか熱田に勝利?するとは思わなかったけど)

    マイナス概念活性化まで後5日という残り少ない期限で話がどう急転直下していくのか気になるところです

  • 484023213x 579p 2005・11・25 初版

  • 10Gの暴露により、各Gとの再交渉が始まり、10G消滅の謎が段々と明らかになってきました。
     霧が晴れてきて、この先がだいぶ見えてきましたが、まだ波乱はありそう。
     エロはイマイチ。

  • バトルもあったし、竜司と2ndはなかなかアツかったけど、個人的には謎解きの方が面白く読めました。特にヒオと4thが和んだ。まぁもちろん完全には解き終わってないですが。さて続きはどうなる。

  • 草の獣、力はなくていいからおんなじのがまじでほしい。
    あとヒオは現時点ですでに大変けしからんので、原川はその身を持ってさっさと責任とればいいと思う。

    全竜交渉やり直し、ってことだけど、それまでみんなが不確かにしていたことをすべて再確認する感じで、どう転がってるのか(一応再読なので)わかっちゃいるけどどきどきするし、それ以上に血がたぎるな……!
    この場合、不確かな側が各G側なのも大きい気がします。あとまだ『未覚悟』だったややエロとか、ヒオとか。ヒオは最年少の分、その辺りに対する柔軟性がいいんですけど。
    そういえば何気に唯さんぶっとんでんなあ。やっぱりUCATにはなんか細菌でもいるのか……大城菌……。

  • 面白くなってきたけど
    さすがに長い!まさかライトノベルで
    ここまで苦戦するとは思いませんでした。

    でも内容はページ数に恥じないぐらい
    面白いので良しとしましょう。
    しかし捕まった方々の食事シーンがあるとは
    思いもよりませんでした。

    …あそこまで行ってもこの2名の
    ご老体が生きていたことが恐ろしいのですが
    なんていうやつらなんだ…

    そして再戦もあります。
    シリアスなのもあれば
    低レベルな争いもあります。
    しかも巻き込まれが1名。

    さて最後はどうなることやら。

  • <内容>
    Top-Gが告げた真実によって世界は混乱していた。
    ほとんどのGがLow-Gとの全竜交渉をもう一度と要求し……
    さぁ、どうなる!?

  • 変な人しかでてこない小説。
    全巻読んだ後はすごくすっきりしました。

  • いよいよクライマックスに向けて大きく話が動いてきました。

    内容については同時発売の下巻を読んでから整理していこう。

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著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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