ユメ視る猫とカノジョの行方 (電撃文庫 す 8-2)

著者 : 周防ツカサ

• メディアワークス (2006年1月10日発売)

作品紹介・あらすじ

オレと彼女は、同じベッドの中で会話を交わす。「愛情とは、そうね。相手の身体に触れたい、と思うことかしら。短く言えば接触ね」しかし彼女は喋る猫であって、人間ではない。「人は身体だけじゃない。相手の全てを理解するためには、心を理解しなければ」いや、猫でもない。なぜなら人にもなれるからだ。「心を理解するためには言葉を使わなければならない。だけど言葉とは不完全で、ときに矛盾すら引き起こす」そして、そいつはオレを必要とした。「本当の理解。試してみない?私たちで」一匹の猫との不思議なラヴ・ストーリーがはじまった-。

感想・レビュー・書評

[昼山さんの感想 · 2021年7月24日]

猫と恋愛するのかと思っていましたが、SF色の強い作品でした。

[二次元研究所さんの感想 · 2013年1月3日]

4840232717　309ｐ　2006・1・25　初版

[いちさんの感想 · 2010年1月29日]

猫とのラブストーリーに釣られて手に取りました。
でも↑ここら辺はあまり期待しないほうがいいかもです。。。

[よなさんの感想 · 2006年11月26日]

「これから面白くなるところ」をずっと読んでいたような気がしていました。けれどびっくり。読み終わってみてから初めて、この本が面白い！と思えました。読み終えて初めてくる感動。この不思議な感覚は他では体験できないと思います。「面白くないな」と読んでいた小説が、読み終わってみたら「面白かった…！」て気づくなんて、面白くありませんか？