- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840235860
作品紹介・あらすじ
NCT研究所陥落を阻止したものの、遺産の情報を奪われてしまった由宇たち。失意の由宇をあざ笑うかのように黒川は暗躍する。驚異の遺産の力、マモンの頭脳、黒川の謀略の前に、遺産犯罪組織や国家はあまりにも無力だった。多数の死者が出る一方、世論には黒川を英雄視する向きも出てくる。心揺らぐ由宇だったが、そんな彼女を闘真と麻耶は励ますのだった。そして…。米国第四艦隊が沈没したフリーダムをサルベージしようとするこの時、由宇はここを決戦の場に選んだ。必ず黒川はやって来る。世界最高峰の頭脳と冷酷な悪魔の最後の戦いが、ついに始まった。
感想・レビュー・書評
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う〜む、何となく最初のときの面白さがうすれたか?
なんか壮大になりすぎた気が、時間がたったからかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とりあえず一区切りついた?ぽいので、次は外伝に手を出す。
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"ADEM編"の完結編だと前巻で言ってたのに終わらなかった9冊目。この言い訳とかは後書きにもないのですねー(攻める訳ではないですが読みたかったので)。ADEMや由宇達が反撃を開始しつつ小競り合いをする話。メインキャラに比べてサブの八代や萩原のが命がけな戦闘をしてたな(闘真に至っては仮想世界で自分と戦っただけだし)。八代はブラフが上手い上に実力まであるってのはずるい。麻耶vs由宇が意外にいい勝負していたのに驚いた。読んでて楽しかったです。次こそ戦闘が最終局面に達するようだけど、どう決着がつくのか。勇次郎の行動は謎だなあ
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峰島由宇の知識とLAFIファーストを手に入れた海星は、各国の違法遺産技術関連施設を次々と強襲していった。壊滅状態のNCT研究所に代わり海上要塞スフィアラボを本部として利用していたADEMは、海星を止める作戦を思いつく。沈下したフリーダムのサルベージを囮にして海星を呼び寄せたADEMは米軍と共闘して海星を迎え撃つ。
今回も由宇は爽快にかっこいいです。
強襲する海星のレプトネーターを逆に待ち伏せして、一人で撃退していく由宇。孤軍奮闘するだけでなく、敵の兵器を利用して海星の乗るフリーダムに一矢報いるシーンは、「ざまぁみろ」の一言。窮地に颯爽と現れる正義の味方ってどうしてこんなにかっこいいのでしょう。
海星とのバトルシーンもさることながら、真目麻耶と由宇の喧嘩も読みどころです。もはや喧嘩と言ってよいのかわからないレベルだが、大の大人も手玉に取る由宇を翻弄する麻耶の策略は見事。そして二人の喧嘩の仲裁役に選ばれた闘真はご愁傷様。
物語はADEMと海星の決戦へと進展する。
米軍との連携により十分な戦力を持ったかに思えたADEM側は、海星の隠し持っていた超大型レーザー砲と黒川の策略により沈没させられてしまう。水深2200メートルで行方不明になった由宇を探す闘真は間抜けなほど由宇が好きなんだと感じた。自分の酸素ボンベを分け与えるなんて行為普通はできない。
前巻から続く八代とマモンの因縁が今回も面白い。闘真と由宇のコントも面白いけれど、個人的には八代とマモンを応援したい。自分ともども減圧室に閉じ込めるなんてすごい。前回はハッタリかましていたけれど、実はきちんと技を隠し持っていたというところも八代君クールです。 -
勇次郎の思惑はいかに?闘真、由宇との関係を思わず進めてしまった?その他、マモンとの戦いで八代のよさが際立つ。
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八代さんが相変わらず格好いいです。もうずっと八代さんのターンでいいです。
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07.09.22 / 383P
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由宇と闘真の関係が一歩前進。闘真がけなげでいい感じです。脇キャラもいつもどおり美味しく頂けます。
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買ったものの積み本になっていました・・・
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読み終わった!
続きが気になりますー。
勇次郎の言葉の意味とか、色々……。
イマイチわからない。
もう一回最初から読み直そうかな。