トリックスターズC PART2 (電撃文庫 く 6-6)

著者 :
  • メディアワークス
3.81
  • (15)
  • (17)
  • (24)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 167
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840238502

作品紹介・あらすじ

ついに現れる"魔術師の大敵"第三室長フィラメル・スピノーヴァ。彼もクロウリーの影を追い事件へと介入していく。スピノーヴァに底知れぬ脅威を感じた周は、事件を自分が望む形へ解決しようと動く。かくして、いかに相手より早く真相に到達するか、二人の緊迫の攻防が始まった。捜査側を嘲笑うかのように、次々と置かれていく犯行声明。迷宮化していく犯人像、その動機。犯人は本当にクロウリーなのか!?その真相に到達したとき、魔術師の"最後"の物語は始まる。トリックスターズシリーズ、ついに完結。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 978-4-8402-3850-2C0193¥670E.


    トリックスターズC PART2.


    電撃文庫 く-6-6 .

    著者:久住四季(くずみ しき)
    イラスト:甘塩コメコ(あまじお こめこ)

    発行所:株式会社メディアワークス
    発売元:株式会社角川書店

    2007年5月25日 初版発行

  • 読書録「トリックスターズC PART2」3

    著者 久住四季
    イラスト 甘塩コメコ
    出版 電撃文庫

    p41より引用
    “ どういう意味か訝ると、いみなちゃんは
    すぐ後ろに並んでいた客に一度この場所を離
    れる旨を伝えた。前後の事情など一切わから
    ないだろうに、いみなちゃんが両手を合わせ
    たお祈りのポーズを取ると、それだけで相手
    はすべてを承知したとばかりに、同じお祈り
    のポーズを返してきた。”

     体系化された学問としての魔術が存在する
    世界を舞台に、確認されている数少ない魔術
    師の周囲で起こる事件を描く、長編ミステリ
    ライトノベル。シリーズ第五弾後編、第一部
    完結。
     学園祭の成功に不可欠なものが奪われ、解
    決のために尽力する主人公・周たち。周の前
    に現れた気味の悪い男・フィルと共に実行委
    員会本部へ行くこととなり…。

     上記の引用は、同じアーティストのライブ
    を観るために並んでいた、ファン同士のやり
    取り。
    こういう良い関係を築ける同行の士というも
    のは、貴重な存在ですね。同じ物事が好きで
    あっても、諍いになることも多いようですか
    ら。
     佐杏冴奈編完結とのこと。続編も出ている
    ようなので、ここまで読まれた人ならば、続
    きを読まずにはいられないでしょう。

    ーーーーー

  • 早く続きが読みたくてしょうがない。
    もうやらないのかな?
    最後には必ずどんでん返しがあると期待していても驚かされる。
    本当にすごい作品。

  • 全巻から見ると、やっと主人公がまともにストーリーに関わってきた。というイメージです。
    相変わらずの推理展開は、今までのトリックスターズシリーズを読んできた方なら納得のものなのかな、と。
    それぞれ密やかに衝撃の事実を公開していく今作は、少し切なくなる終わり方をしたような気もします。
    ぜひ続きが読みたいところなのですが......いつ発売されるのでしょうか。

  • C2

  • 【借り物】読了。

    一区切り。 シリーズ通しての印象だが、最後はどんでん返し。
    というのが定型化してしまい、なんか途中の部分を斜め読みしてしまった。

    まぁ、面白く読めたからいいんだけど

  • ついに現れる“魔術師の大敵”第三室長フィラメル・スピノーヴァ。彼もクロウリーの影を追い事件へと介入していく。スピノーヴァに底知れぬ脅威を感じた周は、事件を自分が望む形へ解決しようと動く。かくして、いかに相手より早く真相に到達するか、二人の緊迫の攻防が始まった。捜査側を嘲うかのように、次々と置かれていく犯行声明。迷宮化していく犯人像、その動機。犯人は本当にクロウリーなのか!?その真相に到達したとき、魔術師の“最後”の物語は始まる。
    トリックスターズシリーズ、ついに完結。

  • 07.5.12

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

島根県生まれ。電撃文庫より『トリックスターズ』でデビュー。『星読島に星は流れた』は『2016本格ミステリ・ベスト10』にランクインするなど高い評価を得る。現在注目される若手ミステリ作家のひとり。他の作品に『推理作家(僕)が探偵と暮らすわけ』『怪盗の後継者』など。

「2021年 『異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久住四季の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×