“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店2 (電撃文庫 お 9-5)
- メディアワークス (2007年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840238861
作品紹介・あらすじ
今日も閑古鳥が鳴く付喪堂骨董店。ごくまれにやって来る客も無愛想な少女のあやしい接客に回れ右をしてしまうのだ。だが、奇妙な事件だけはほっといても舞し込んでくる。不思議な力を宿した『アンティーク』を求める人たちは後を絶たないのだ。映した世界の音を消し去ってしまう鏡『明鏡』、被せるとまったく同じもう一人の自分が作れる仮面『マスカレード』-。一見すると便利なものでも使い方を誤れば大変なことになったりする。彼らは『アンティーク』に飛びつくのだが…。あなたならこの不思議な品をどう使いますか。
感想・レビュー・書評
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2014-08-30
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いまいちにも程がある/ 9SとかMissing的なクソつまらない年代のラノベって感じの文章/ ヒロインがぎり可愛くなくもないかな、くらいの感じ/ ただいま、大人買いで全巻買わなきゃ良かったと思っているところ/ 占い師のくだりとか酷すぎて退屈/
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1巻と同じく2巻も4編の物語で構成されていてそのうち最後はコメディな訳だが、これはファンサービスとして正しい形。この手法って雑誌掲載されたものを単行本化する時に書き下ろし載せる場合が多いような気がするけど、この作品は全部書下ろしのシリアス作品なのによくこんな手法を思いつくな。他の3編が暗すぎるから?
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ジャンルがわからん。
ってか、二巻だったっけか? がまぁ、一巻が検索に引っかからないので、良いか。
面白かった。そして、好きな方向性の話だった。
魔法具というか、曰くつきというか。そういう物品によって起こされる騒動を解決していく? 流れを見る? 物語。
近いところで言うなら、ドラえもんの便利道具によって、それを使った人間が(大体)不幸になっていく。が、それを主人公達が結構必死で止めようとするも、結局どうにもならない――みたいな。
救いがない方向の終わり方が多い?
20150301 -
【再読】
「自分」が面白かった。オチもキレイに収まっている。
咲の秘密?を匂わせている話もあって、いつどのように明かされるか気になるところ。 -
前巻と同様、短編ながら起承転結がきっちりしていておもしろかった。
アンティークは便利な秘密道具でなく、使う者を破滅に追い込む物であることが改めて再確認できた話が三つ。
咲の恋愛模様を描いた日常シーンが一つと構成は変わらないが、咲の秘密が少し現れていて今後の展開がどうなるのか気になる。
長編も読んでみたい。 -
先の巻に引き続き、今作も尻上がり調に良くなっている。その意味で、読後感は良かった。
一本目の「静寂」は、さすがにオチが見えてるし、そこに捻りがない。しかも起承転結の転がうまく演出されてないから、起承結の締まりのない内容になってしまっている。
それと比べると、二本目は謎解きに緊張感があったし(伏線は弱いけど)、三本目のアクション主体の展開は動的で読み応えがあった。
四本目を読むと、この人はこういう話の方が合ってるんじゃないかな、という気がしてくる。不思議な道具に右往左往する主人公たち、という小話はよくできていて、個人的にはこの巻で一番楽しめた。
あと、余談だけど、この巻の咲の挿し絵はどれも可愛らしかった。それも込みで星四つである。 -
相変わらずラノベの手本のような素晴らしさ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
短編集で構成されているが一つ一つの短編がちゃんと練りこまれ、起承転結、伏線、キャラ全てをうまく盛り込んでいる。
特に素晴らしいのは、シリアスな雰囲気と日常を上手く入れながらも毎回面白い設定を用意していること。
そして一巻同様キャラが可愛い(;^_^A
シリアスなんで萌えは殆どないですが、ヒロインが結構可愛いのはポイント高い! -
2
眼球に執着した人、いいね。