“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店3 (電撃文庫 お 9-6)
- メディアワークス (2007年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840240321
作品紹介・あらすじ
スレンダーな大人の美人と無表情な少女、そして見た目普通の少年。骨董店は三人の大騒ぎで今日も賑やかです。お客さんの声が聞こえないのはご愛嬌。つまり、付喪堂は今日も暇です。お客さんは来ませんが、付喪堂には不思議な事件だけは舞い込んできます。ちょっとそんな話をしましょうか。最近恋人を亡くした少女がいました。彼女は夢の中で好きな人に会えるという香炉を手に入れたのです。あなたなら夢の中に逃げますか?それとも所詮は夢と割り切って辛い現実を生きますか?彼女の選択は-それはあなたが確認してください。
感想・レビュー・書評
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2014-08-30
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いまいち文章に面白味がない/ しらけるんだよな、コメディ路線で書かれてるところとか/
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【再読】
少し勢いがなくなってきたかな。短編のシリーズものだから仕方ないところもあるけど、なんとか踏ん張ってほしい。 -
香炉。この物語は絶望に始まっている。故に救いは無く、主人公は勝利せず、何も解決せずに物語は終わる。ただ絶望がある。一体あの時の彼女がどんな顔をしていたのか、それを考えるだけで私は身を苛まれ鳥肌が立つ思いをするのだ。もしかすると、私が人の想いの深みに魅かれたのはこれが初めてであったかも知れない。
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ホントこのシリーズは最高‼
三巻でそろそろネタ切れか?と心配したが、3章がホント素晴らしい。1章2章は少し今までより質が落ちたような気がしなくもないが、総評としては一巻と同じぐらい良かった♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ -
すごい好き
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不思議な力をもつ品物「アンティーク」を扱う物語の3巻。
今回のアンティークは「中に入れたまま保存し、指定した時間まで姿を隠す箱」」「糸の絡まった螺子」「香を焚いて眠ると、夢の中が思い通りになる香炉」の3つ。
ちょっとだけトーンダウンしたかなというのが本音。
ただ、前巻までが高いレベルすぎたというのがあるかもしれない。
短編4話からなっているのだけど、後半の2話のクオリティはこの作品らしくてスゴク面白かった。
この感じで安定してくれるといいなぁ。