バッカーノ!2002 【B side】Blood Sabbath (電撃文庫 な 9-25)

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840240697

作品紹介・あらすじ

私の名前はコピーキャット。私は単なる模倣犯。模倣すべきは悪意と偶然。一つの世界を再現しましょう。あの時の豪華列車を再現しましょう。閉じられた世界を再現しましょう-。双子の豪華客船は未曾有の危機に瀕していた。シージャックされていくチェスの乗る『エントランス』。だが、そこに衝突しようと迫るもう一方の『イグジット』は、狂信者や『仮面職人』などの不死者を狙う輩により壊滅的状況に陥っていた。その船上に存在したモノとは-!?惨劇のフィーロの新婚旅行の行方は-!?そして、物語は核心へと近づいていく-。

感想・レビュー・書評

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  • 双子の豪華客船の片方で、呼び出しをくらっていた4人。
    こちらでも、阿鼻叫喚な状態が始まっていた。

    一体どういう宗教なのか、と聞きたいものがあります。
    衣装を着ていなければ、まったく区別がつかない、という
    利点をものすごく利用しています。
    なので、突如現れても、あらびっくりw 程度に。

    しかしまた複雑になってきたというか
    人が増えたというか…。
    では、皆(?)の記憶にある人は
    一体誰なのでしょう?

  • しっちゃかめっちゃかで忙しかったけど、ばか騒ぎらしいといえばらしいかんじ。
    あのヒューイの血族として期待される(?)ルキノのキャラクター、それにしては魅力不足でちょっと残念。成長に期待です。ボビーとかも含めて、キャラクターが多い分なんとなく物語への絡み力がもの足りないような。。
    今回もまんまと巻き込まれつつ奮闘したフィーロ、エニスと末永くお幸せに!
    最終的に黒幕が表舞台にでてきていよいよか、というかんじ。チェスくんがせっかく掴んだ平穏はどうなってしまうのか。。
    そういえば思ったよりヒューイの絡みも少なかったけど、どこでなにをしてるやら。

  • バッカーノ13冊目

    ここの余章はほんとに鳥肌ものというか・・・・・。ラスボス出てきた!!!!ってかんじ、すごく面白い。

  • 双子の豪華客船『イグジット』には、

    ヒューイとモニカの子孫である少年ルキノが率いる『仮面職人』

    苦痛を崇める赤黒い宗教組織『SAMPLE』

    ヒューイと名乗るものの招待状を受け取ったシルヴィ・エルマー・ナイル・田九郎の『不死者』

    あの列車事件の模倣を企むものによって役者が集められた。



    仮面職人による静かな占拠下におかれた船内を更に
    SAMPLEが恐怖で支配する。

    仮面職人もSAMPLEも目的とするのは不死者

    SAMPLEによる支配の打破は姉妹船である『エントランス』の面々との共闘だった。

  • もうひとつの客船のはなし

    リンクしてるところがうまいなあ

  • 敢えて言おう。余章Bでビックリ。
    もう少しエルマーとナイルの活躍が見たかったかな…

  • 内容の3ポイント
    (1)もう一隻の船から。
    (2)二隻の交わるとき。
    (3)そして最低最悪の不死者が現れる。

    感想の3ポイント
    (1)いつもに増して収集つきそうになかった途中経過。
    (2)なんかいろいろ積み残し感。まあ退場しない人多いからゆっくりケリつければいいか。
    (3)あの人はいずれ生きて出てくるとは思ってた・・・

  • とりあえず、フィーロの純情っぷりがかわいい。

  • 今回はほとんどアイザックとミリアが出てこない話だったなぁ…と少し物足りなさを感じながらも、今まで張られてきていた伏線がこの話に来てつながり始めたなぁ、という感じが。

    しかし、フィーロのあのキメようと思うのにキメ切らない感じがいつも可愛いなぁ、とか、実はチェスのほうがずーっと大人…なんだけど、その外見上の中身の差異がきっと傍から見たら面白いんだろうな、とか、物語の本線以外でも十分楽しめるものだったんじゃないかな、と思う。

  • 余章Bのインパクトが強すぎて・・・!!
    チェスがかわいそうだけどかわいい萌える。

    1931でミリアの「もう笑ってもいいんだよ」に救われて、2001でエルマーのおかげで(本人の前ではツンデレ発揮して笑わなかったけど)素直に笑えるようになって・・・と、ここまできての2002Bラストですか。
    「嬉しいですか?笑っても良いんですよ?」って、よりにもよってその言葉でチェスを追い詰めるフェルメートさんまじ外道(褒め言葉)
    きっと2003でエルマーが救ってハッピーエンドなんでしょってわかってるから、安心してフェルメートの悪党ぶりとチェスのかわいさに萌えられますね。フェルさんいいぞもっとやr(強制終了)

    うん、2003が楽しみすぎる。

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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