ガンパレード・マーチ山口防衛戦 4 (電撃文庫 J 17-18)
- メディアワークス (2007年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840240772
作品紹介・あらすじ
小型幻獣はすでに岩国市内まで浸透し、中・大型幻獣も最終防衛ラインに迫っていた。その最中、共生派の企てた光輝号・十機の乗っ取りと、捨て身の爆弾攻撃により、人類側は壊滅的なダメージを受けてしまう。後のない自衛軍は、茜・善行の具申により大規模な縦深陣地の構築による新防衛ラインの設営を開始。さらに瀬戸口が共生派を指揮するカーミラ排除に向け、独り静かに潜行する。だが、その動きを読んだかのように、力を矯めた幻獣の大攻勢が始まった。敵数百と対峙する一機の栄光号。舞と厚志の伝説は、ついにクライマックスへ。
感想・レビュー・書評
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山口防衛線最終巻らしく、緊迫した戦闘が多くて面白かった。
特に青速水の狂気に満ちた戦い方はゾクゾクする。
賢い青スキュラも出てきて、この作品では青は特別な意味を持つのかもしれない。
女子学生隊が2つあるので、いつも頭の中でうまく切り替えられず読み進めるのが辛い箇所がある。
次からは1つになるのかな?それとも九州奪還のため、全学生総動員+戦闘員が増えて頭の中がより混乱するのかもしれない。
スキュラ3桁にどう立ち向かうのかっていうところも良かった。主人公機だけで立ち向かうだけじゃ戦争には勝てない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北海道独立、というキーワードに引っ掛かり2Kシリーズより購入しました。
面白さにひかれ、既刊を購入しようとしましたが、これがなかなか大変でした。
なかには既に廃刊になったものもあり、新刊購入はおろか中古でもなかなか見つからない巻が多数…。
そして、やっと全て揃えることが出来ました。
元々はゲームをノベライズ化したもののようですが、気にせず楽しく読み進めることが出来ます。 -
粘ってぎりぎりのところで耐えて、気がついたら戦争が終わっていた……って感じ。派手な活躍はない。
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なんかこう・・・。
全体的にエピローグ感というか。
4部作のシメにしてはアッサリ風味かつ「次回へ続く」感が強過ぎ。
もう少し締めらしい「ドン!」というモノがあった方が良かったなぁ。
マダマダ勢いは止まらず、今後も続編が出るようなのでソレは嬉しいかな。 -
ゲームはしたことはないが、榊のガンパレは面白いと思う。軍事的な考察については、素人目にはそつがないと思う。
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山口防衛線の最終巻。
とりあえずのハッピーエンド。
壬生屋の体力が奇跡的に回復することも無く、また速水の狂気は彼の避けられない属性として語られている。
奇跡はおきない。
5121小隊以外の面々については、とりあえずの日常への回帰でEND。 -
未だに愛を注げる作品です。
ゲーム内では判らなかった細かなことを、丁寧に描かれていて次は?次は?となります。 -
山口防衛戦、ついにクライマックス。
大規模テロと幻獣の両面攻撃にさらされた人類軍の勝機とは?
怒涛の最終戦!