- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840241649
作品紹介・あらすじ
人間界とは別の世界「ハテシナ」の住人である"ハテビト"建代神一郎と天霧美琴は、ある少年の護衛を任され人間界に降り立つことに。目的の少年である藤堂周慈とその双子の姉、春菜が住む「藤堂家」に押しかけ、強引に住み始める神一郎と美琴。二人は藤堂家で家族のように馴染んでいくが、隙をつかれて少年が襲われてしまう。少年を守るために応戦する彼らの武器は、なんと"鞘から抜けない刀"と"デッキブラシ"という頼りないものだった!?抜群の文章センスと魅力あるキャラクターで描かれるアクション&ほんわかストーリー。第14回電撃小説大賞"銀賞"受賞作。
感想・レビュー・書評
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別の世界からやってきた彼らがする事は
某少年を守りきる事。
こんな申し出をされたら、怪しすぎて怖いです。
大丈夫だったのは、仁徳だったのか寂しさだったのか。
突如同居をする羽目になった彼らの前には
突っ込みたい刺客達。
一番面白かったのは『帝王切開』かとw
言われてみれば、字面だけは…そんな気も。
読みやすい上に、しがらみも、事件の背景も
何故自分達が選ばれたのかも、分かりやすかったです。
そして三本ガラスの恋の行方は?!w詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『人間界とは別の世界「ハテシナ」の住人である“ハテビト”建代神一郎と天霧美琴は、ある少年の護衛を任され人間界に降り立つことに。目的の少年である藤堂周慈とその双子の姉、春菜が住む「藤堂家」に押しかけ、強引に住み始める神一郎と美琴。』
引用終わり。
2巻まで。
異世界から現れた二人が無理やり押し入り住み始める。
バトル要素強めのコメディ。
日本や世界の神々をモチーフにしたキャラや三種の神器などの武器が出てきます。
この作品が楽しめるかどうかは
神一郎と美琴のキャラクターとラノベ然とした会話と文章が好みにマッチするかどうかだと思います。
その部分でと個人的にそこまで惹かれないんで印象は薄いんですが
サラっと読めるので読後感は良いです。
続刊が手元にあるのでとりあえず続き読んで再レビューします。 -
ストーリーの盛りあがりはそんなにないけれど、美琴と神一郎のやり取りとか、敵キャラのやり取りが!
小ネタが数頁おきにあるんだけれど、これがいちいちツボで、笑えてたまらん。
(盛りあがりが感じられないのは、戦闘シーンでも必ず小ネタが入って笑ってしまうせいだと思う…。笑)
英力を使い切ってしまって動けない美琴を担いで帰る神一郎。
くしゃみをする美琴。
「ハクション、」と意外にかわいい声が聞こえた。と思ったら、「大魔王~」と続いた。
とか!!
その後、神一郎は面倒になって美琴を置き去りにするんだけど、足が立たない美琴は、夜明けの街を匍匐前進で爆走!
……た、たまらん……この調子で進んでくれたら、ストーリーもある程度おもしろいから、それでいい! -
表紙のレッテは、すごいイイキャラです。4巻がなかなか出ないけど。テンポよしキャラよし笑わせてもくれるほんのりもさせてくれる楽しい話です。すてきなきゃらがたくさんいるけどこの表紙のレッテが一番いいな。珍しく主人公にも交換もてるんだけどね。
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これはかなり好き!
やっぱり笑いはつよいなー。 -
帯に麻薬的な文章って書いてありますが、本当にこれは麻薬のようにきます。じわじわと忘れられないんですよ…。
コメディタッチのわりに締めるときはしっかり締める、話のどうでもいいところと重要なやり取りのメリハリがテンポよすぎて、いつの間にか最後まで読んでると、そう言う勢いのあるお話でした。設定がわかりやすいのもいい。なんだか深く説明してもらってないんですが、そう言うものかとそれはそれで納得できた、というか納得していた、いつの間にか(笑)こういう説明のしかたは理想的だと思いますよ。ストーリーの中でなんとなく欠片で小出しにしてるだけで納得してもらえるっての。