リセット・ワールド僕たちだけの戦争 (電撃文庫 た 12-18)

著者 :
  • メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840241892

作品紹介・あらすじ

あの大崩壊から5年。世界は一変した。大人は死に絶え子供だけの世界。立川辺りが西東京協和国を名乗っていたり…。そんな東京を目指して歩く人がいた。見た目は平凡だが時折鋭い目配りをする少年、園山慎吾。彼が見た西東京協和国はカルチャーショックに値するものだった。大統領を名乗る男がいて入国には許可がいる-国家ごっこ。だが活気に満ち、そこには確かに人の営みがあった。慎吾はこの街で矢上と名乗る美しい少女と出会う。慎吾の印象に反し、彼女はこの国はまやかしだという。そして明らかになる真実。その暗部を知った慎吾たちは国から脱出しようとするのだが。

感想・レビュー・書評

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  • 前作「時空のクロスロード」が好きだったので続き者として読み。
    5年前に世界にパンデミックが発生し、15歳以上の大人が死滅した世界のお話。

    我々の世界もコロナでこうなってた可能性はあるということで。
    「時空のクロスロード」での登場人物もサブとして出てきてて読んでて嬉しい。
    シリーズなので続きを読み進めよう。

  • 9784840241892

  • 12/11/24 ブックオフで売る

  • 実際にある土地が舞台だから、読者全員理解していること前提で話が進んでしまい説明が足りない。
    架空の土地なら読者に分かるように説明があったはずなのに。
    自動車免許がなくガソリン知識がない読者は、登場人物と同じ感動?を共有できない。
    スパム缶の説明がなく、いきなり缶の取引シーンがあっても、自分は缶の価値や内容を理解できなかった。
    物語後半の食事シーンで漸く理解。

    逆にスピード感は良い。
    多目さん好き!

  • すごく久しぶりに鷹見先生作品を買いました。
    改めて読むと、物語の展開は面白いのですが、説明の多さが途中から気になります。
    「それは後から出した方がおもしろいのに」っていうキャラの思考を先に説明してしまうのです。
    しかも、その計画通りに物語が進んでしまうので、考えずに読める「イマドキ」の作品です。
    10年くらい前に読んだ時はあんなにドキドキしたのに残念です。

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著者プロフィール

たかみ・かずゆき。1958年静岡県生まれ。元・埼玉県警勤務。00年電撃文庫から『時空のクロスロード~ピクニックは終末に』でデビュー。異世界ファンタジー、スペースオペラ、第2次大戦をベースとした架空戦記、学園コメディなど、幅広い作風で、既刊50冊以上を数える。

「2010年 『飛べ! ぼくらの海賊船 (2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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