SDGs人材からソーシャル・プロジェクトの担い手へ 持続可能な世界に向けて好循環を生み出す人のあり方・学び方・働き方
- みくに出版 (2020年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840307734
作品紹介・あらすじ
SDGsを「知る」から「実行する」へとステップアップするために必要な考え方・動き方を解説。システム思考、シナリオ・プランニング、異分野コミュニケーション、環境倫理、感情知性、統合報告などを使いこなし、組織・分野を超える環境・社会・経済の統合的イノベーションを実現する「ソーシャル・プロジェクトの担い手」の思考法がこの一冊でわかります。20世紀型思考を超え、持続可能な世界を創る一員となりたい方は必読です。
感想・レビュー・書評
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まち活第6回広石さんの本。
■むずかしさ
• 潜在ニーズでないと事業にならない(誰かが対応済み)
• 既存の答えがなくて解が難しい
■どうするか
1. 「話そう!」想いを言葉にする(外に出す)
→わたし
2. 【A】「対話を深めよう!」対話する・聴き合う(気づきを得る)
→わたし/わたしたち
3. 【B】「仲間をつくろう!」関係づくりをする(アイディアを固める)
→わたしたち
4. 【C】「形にしよう!」継続できる形にする(仕事にする)
→わたしたち/社会
5. 変化が生まれ、新たなアイディアがうまれる
→社会
■ポイント
• 人の顔が見える(町内会、だと得体のしれないもので及び腰になる)
• お互いが開いていくことが、それぞれに地域が定着していくことに
■STEP【A】:具体的な手段としての「対話」
• 「対話」とは:違いを知り・認め、相互理解を深めることで、関係を作る。
一緒に考える。
⇔「議論」=結論・答えを出し(収束)、次のアクションに繋がること
• どう「対話」するのか?⇒対話を生む、分かち合えるための適切な問い
what(なにをやりたいか)ではなく、why(なぜやりたい?課題意識?)を。
■STEP【B】:仲間づくりでは「苦手の自己認識」←ちっぽけな自分
• 対話を通じて、自分のできること・得意(give)と、
自分より上手にできるひと(take)の存在に気付く
「ちっぽけな自分」だからこそ、「あなたにお願いしたい!」が生まれる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SDGsの背景から理解することで問題の本質を掴んでどのように戦略を考えプロジェクトを練ることが大切か丁寧に説明されていた。システム思考で複雑な問題をシンプルに無理にせず、複数なままその構造を明らかにして、解決策も複数の課題を統合して解決することを意識して考えることが大切というのが印象に残った。また色々な人との協力が幅広い視野で問題にアプローチするには大切であることもよくわかった。何かプロジェクトをやるときの参考にしたい。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/765033 -
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPAC↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/640948 -
SDGsをコンパスにしていかに行動していくかがが書かれている本。
行動を繰り返し読む本 -
東2法経図・6F開架:361.7A/Sa85s//K
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2020年に考える持続可能性
個別の問題解決から統合的な問題解決へ
個人と社会が結びつくには?
持続可能な世界の一員に求められることは
持続可能性キー・コンピテンシーを使いこなすには?
学び合う関係が変化への力となる
学びと協働の相乗効果によるスパイラル成長を