王さまはとびはねるのがすき

著者 : ヘルメ・ハイネ 松代洋一

• 佑学社 (1991年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[pandamama7さんの感想 · 2010年5月6日]

昔あるところに立派な王さまが住んでいました。とても忙しく、1日中仕事をしています。夜遅くなっても心配ごとでなかなか眠れません。
ただ、ちょっとだけベッドでぴょんぴょん飛び跳ねるとぐっすりと眠れるのです。
ところが、その事を国中の人に知られてしまった王さまは、ベッドでとびはねることができなくなってしまいます。ストレスからとうとう重病になってしまった王さまを救うのは？

切り絵で作られた他では見ることのない独特の絵が印象的です。子供たちがベッドではねても「ま、いいか」と思えるユーモラスな展開が魅力の絵本。