現代、死にふれて生きる: 精神分析から自己形成パラダイムへ

著者 : ロバート・J.リフトン 渡辺牧 水野節夫

• 有信堂高文社 (1989年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

アウシュビッツ、広島、ベトナム、核兵器…、20世紀における大量虐殺がつきつけるという問題を一貫して追究しつづけているリフトンの仕事は、20年来、日本の読者を惹きつけてきた。本書では、彼のその思想と方法の到達点を、個別深層心理学をこえた心理-歴史的視座のもと、象徴理論、社会生物学、現代文学を駆使して、力強く展開する。