本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784842702223
感想・レビュー・書評
-
量子力学の良書の一つ。川合さんの本かこの本のどっちかを大半の人が使ってた気がします。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本はよく本屋で見る量子力学の本と違い、ブラ、ケット空間から説明に入ります。最初は慣れないかもしれないが、諦めずに読めば得るものが大きいと思います。
一通り量子力学の基本的な計算をやったことがある人にオススメします。「あ、そうなんだ」っていうポイントに驚くことでしょう。
自分も現在ゼミで扱っており、毎回面白く読んでいます。 -
さぁ出た。これも皆さんご存知(?)、J.J.サクライ先生の名著だ。このJ.J.サクライ先生が何者なのか、という問いだけで1日潰すのが物理学科の学生の常だったね<br>
上巻はゲルラッハの例の実験から入った後に、これでもかというくらいブラ・ケット記法で攻めてくるので、そこんとこ苦手な人はこの本じっくり読むと勝てるよ(何にだ)<br>
名著と言われるだけあって多少のとっつきの悪さはあるけど、量子力学の上っ面だけを理解して終わらないためにも上巻は目を通した方がいいと思う。あと、この本は基本的なシュレディンガー方程式(高さ無限大の井戸型ポテンシャルとかね)は解けるという前提で書かれているので、いきなり最初に読む本では無いと思われ