江戸のヒットメ-カ-: 歌舞伎作者・鶴屋南北の足跡 (ゆまに学芸選書ULULA 7)

著者 :
  • ゆまに書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784843339428

作品紹介・あらすじ

大田南畝や山東京伝、式亭三馬ら同時代の戯作者たちや社会との関わりの中で、観客を喜ばせる作品を量産した鶴屋南北。江戸の町に生きる等身大の姿をやわらかな筆致で描いた著者渾身の書。

感想・レビュー・書評

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  • 四世鶴屋南北の足跡、天竺徳兵衛韓噺、桜姫東文章、東海道四谷怪談等の戯作ヒットメーカーの制作秘話。専門書に近い充実

  • 今年初の図書館通い。 新刊棚で見つけて読み始めたら面白い。

    鶴屋南北の歌舞伎は、人間味あふれ、さらに幽霊も出てくるなど 派手でドロドロとしているのが魅力。
    それらがどうやって作られたのか、南北の魅力が徐々に分かってきました。

    以前、歌舞伎はよく見に行きましたが、有名な『東海道四谷怪談』は怖すぎです。!!(>д<)ノ
    魅せられたのは、『櫻姫東文章』
     坂東玉三郎 (5代目) と片岡孝夫(片岡仁左衛門 (15代目))の目の覚めるような舞台。(TVでみたのですが・・・)

    昨年末 12月5日に 十八代目 中村 勘三郎さんが亡くなって、
     追悼番組として 歌舞伎の演目がTVでも特集されたりしています。
    過去のいい上演作が見られるのは、うれしい。
     「シネマ歌舞伎」も見に行きたい!
    中村勘三郎 追悼上映
    【期間】 1月12日(土)〜1月18日(金) 1週間限定公開
    【劇場】 丸の内ピカデリー/大阪ステーションシティシネマ/アイシティシネマ
    【上映作品】『野田版 鼠小僧』『連獅子/らくだ』『法界坊』『大江戸りびんぐでっど』

    2013/01/05 借りて読み始める。1/12 読み終わる。

    内容 :
    大田南畝や山東京伝、式亭三馬ら同時代の戯作者たちや社会との関わりの中で、
    虚構と現実を織り交ぜて、観客を喜ばせる作品を量産した鶴屋南北。
    その巧みな戯作術を探りながら、江戸の町に生きる等身大の姿を描き出す。

    著者 :
    大阪市出身。早稲田大学卒業。
    1990年、ドラマ部チーフプロデューサーでNHKを退職。
    公益財団法人都民劇場評議員・企画委員。日本演劇協会会員。
    著書に「徳川慶喜を紀行する」など。

  • 挫折……

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