ボクの冒険のはじまり: ―家のケンカはかなしいけれど・・・ (子どもの気持ちを知る絵本 2)
- ゆまに書房 (2015年4月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (47ページ)
- / ISBN・EAN: 9784843346020
作品紹介・あらすじ
シリーズ「子どもの気持ちを知る絵本」は、不登校(①)や家庭不和(②)、発達のかたより(③)などの理由で、元気でいられなくなってしまった子どもたちの気持ちを描いています。絵本を通して読むことで、子どもたちとのかかわりのヒントを見つけられるよう構成しています。
【あらすじ】 ──主人公リクの家では、お母さんとお父さんのケンカが絶えません。ケンカを止められないのは、自分のせいかもと感じて、悲しくなっています。たたかれてはれてしまった顔のことを先生に聞かれても、お母さんが怒られると思いウソをつきます。ある日、リクは保健室で保健の先生と話すようになりました。先生はやさしくリクと向き合い、両親のケンカはリクのせいじゃないことを教えてくれます。ハチミツ入りのホットミルクと先生のお話が、リクに自分らしくがんばるための勇気をくれます。
感想・レビュー・書評
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https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01426212詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますが子どもはしっかり見ていていろんなことを考えています。喧嘩するときはあっていいのですが、子どもをモノとして考えては良くないですね。子どもと一緒に考えられる大人になりたいですね
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毎回泣いちまう
何もできないけど、安心できる また明るく生きていける源になる居場所でありたいと思うよねえ 保健室 -
おうちの中がぎすぎすしてて。
自分がわるいのかなぁって思ってしまう子どもの気持ちが、じんわり丁寧に描かれています。
大人だってそう思っちゃうことあるよなぁと、思いながら読みました。
未来に向かって一歩足が進む、その描写がやっぱり丁寧で、やわらかで、安心して読める絵本でした。