「伝わる」のルール 体験でコミュニケーションをデザインする

著者 :
  • インプレス
3.56
  • (16)
  • (33)
  • (37)
  • (11)
  • (0)
本棚登録 : 386
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844327684

作品紹介・あらすじ

カンヌ国際広告祭で3年連続金賞受賞(フィルム、サイバー、アウトドア、PR部門)、世界が絶賛するクリエイティブディレクターは、こうやって人びとの心をつかむ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • インタラクティブ?よく覚えてないので読む。

  • この人が作ったものは何も知らないけど、考え方は非常に納得するものがある。

  • 対談形式でデザインのレクチャーが行われる。
    う〜む本にする必要あったのだろうか?

  • 伝わるとは?

    →インタラクティブを用いたコミュニケーションの基本はカタルシスのある体験
    ターゲットのインサイト、切り口を見つけることからはじめる
    仕組みだけでは気持ちは動かせない

  • 3年ほど前、コピー勉強会の時の推薦図書。
    ようやく読んだ。


    インサイトを見つけることの重要さ、
    その発見は「経験の記憶」が鍵になること。

    メッセージを人に伝えるのは、
    テクノロジーや仕組みではなくて
    表現であること。



    いつも指摘される、わたしに足りないものが
    よくわかった。

    企画書の書き方も勉強になった。
    見積書も書けるようにせねば!

  • 対話(インタラクティブ)を意識したデザインの講義内容が、生徒の質問、課題にコメントする形で書かれている。会話形式で書かれているのでとても読みやすい。
    広告などデザインする際に、そのデザインを見た相手になりきり、どんな反応をするか徹底的に考える事は参考になった。その他にも有用な知識も多かった。惜しい所はシズムといった業界用語には、注釈をつけて欲しかった点か。

  • 良本!何度も読み返して、自分の思考をクセづけたい本。
    広告業界に7年近く在籍してますが、お恥ずかしながら見失いかけてたクリエイティブの観点。。
    マーケティングの視点から歩む思考プロセスと共通する部分は多くあるが、それを生活者まで大きくブリッジさせるのがクリエイティブの力のように感じた。


    ▼インタラクティブを使ったコミュニケーションはお化け屋敷に似ている
    ⇒人の行動をデザインする
    ⇒「体験の場」をつくる

    ▼インサイトをツクのは「経験の記憶」から
    ⇒経験の記憶は一種のアイデアデータペース

    ▼インサイトとは•••
    ⇒商品や企業との関係における受け手の気持ちや共感点
    ⇒言語化できていない潜在的なもの

    ▼必然性
    ⇒企画の中には全て「必然性」が必要。コアな部分を中心に、周囲の施策が全て「必然」で繋がっていることが大切。
    それらが繋がっていないと「何で?」が生まれてしまい、メッセージが伝わらない。

    ★Webの「仕組み論」だけに囚われないこと。人の心を動かすのはテクノロジーや仕組みではなくやっぱり「表現」である。

  • ・表現…笑顔
    ・仕組み…顔の筋肉の動き(p28)

    ・広告に接した人がどう思うかを徹底検証。「空間導線」を企画の中に埋め込む。(p53)

    ・相手の反応をうかがったり、質問したりすることも企画作業の一部(p60)

    ・認知=テレビ、情報量・理解=Web(p80)

    ・ネガティブチェックはNG。広告のいいとこ探しを。(p86)

    ・いい広告を作るだけではなく、それが知られるように自分たちで仕向けていかなければならない。(p118)

    ・インサイト…商品や企業との関係における受けての気持ちや共感点。言語化できていなくて、意識の表面にはないもの。
    それを顕在化して訴えるから受けては共感する。(p143)

  • ビジネス書として読みやすくはない。けれど、対話形式の中で見えてくるインタラクションは深いものがある。なかなか、そっかなるほどと思ういい事をいう。けれど、きっとこんな性格であれば、筆者は人付き合いし難いのではないかと思う。何もかもを少し斜めから見ている人なのかもしれない。それにしても、インタラクティブな広告を語る本としてはいちばん良いと思うのです。

  • クリエイターとして、モチベーションが上がる一冊。

全36件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

伊藤 直樹 1963年生。法政大学大学院博士課程単位取得修了。法政大学ほか非常勤講師。哲学。

「2023年 『日記・書簡集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊藤直樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×