- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844336242
作品紹介・あらすじ
ソフトウェア開発における「プロトタイプ」とは、シミュレーションを目的とした試作品のことをいいます。本書で解説するプロトタイピングは、主に紙などを使った「低精度プロトタイピング」を中心とした手法です。リスク回避や初期段階における可能性の模索をメインに検討します。設計フェーズの早期段階からプロトタイプを作成し、検証と改善を繰り返すことで、機能要件やUI設計、デザインを効率良く具現化していくことができます。
感想・レビュー・書評
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プロトタイピングについて、うまくまとめられている本書。コストをかけず、スピーディーに動き、製品を作っていくリーンのプロセスの一部だな、と感じながら読み進めました。
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体感だと2018年以降もうこの本の内容では古くてそのまま実践には耐えられないだろうと思う。
現在この本は実用書としてではなく、過去の手法を学ぶ歴史書として読み解くのが適切だと思う。 -
今さらHow toでこんな古い本を読んでしまった(後半は最早読んでいない)...
変化の速さに震えある意味で身に沁みた。 -
1979年生まれ
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UXデザインでは著名な深津貴之(@fladdict)氏の書籍。
プロトタイプの作り方の本かと思いきや、なぜプロトタイプが重要なのか、それも提案(コンペ)フェーズでのメリットから書かれていて驚いた。他の書籍なら「作成時の手戻りコスト」がほとんどなのだが、クライアントの信頼関係構築や競合と差をつける情報を入手するなど、提案フェーズの視点で話ができるのは、著者がしっかり実践してきた証だとも言える。
荒く作り、回転率をあげることがプロトタイピングの本質であると述べている。またバイアスや感情、好みを排除し、常に客観的な評価を下すために、ProsConsリストを作ることを勧めている。ぜひ実践に取り入れたい。 -
スマホアプリ作成の概要は素人であっても、大まか理解出来る