何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2013年12月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844373407
作品紹介・あらすじ
脳の使い方をマスターしてイメージ通りに自分を変える!イメージ通りに相手も変える!忙しい中で脳力を鍛える4つの秘訣。
感想・レビュー・書評
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「われわれにとって怠惰ほど有害で致命的な習慣はない。にもかかわらず、これほど身につきやすく、断ちがたい習慣もない。」全くその通り。じゃあ、どうすればいいか?「アクション後60秒以内の反応が大切」「詳細な記録をつける」「その習慣ができないような別の行動をする」「誘惑ができない環境を作る」取り敢えず「出来ない」ではなく、やってみる。人に「習慣づける」場合は、「アメとムチ」ではなく「アメとアメなし」の方が効果が高いというのは納得。
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きっかけ行動を使う
工程を少なくする
60秒ルール
60秒以内にその結果が分かると快に変わる
感謝日記をつける -
shiro
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・きっかけ行動を作る
・成功のイメージをする
・目標のために具体的にスケジュールを作る
・自分にご褒美を与える -
”タイトルはかなりネガティブだが、中身は習慣本。
脳科学者で医学博士の岩崎さんが語る「習慣と脳の関係」は面白かった。
気になったのは以下。
・第三者目線でイメージすると「なぜ」に意識がむく
・60秒以内の行動が習慣化の鍵
・習慣化指標による自己診断シート
・感謝のワークの脳への影響
<キーフレーズ>
・実際には「歌を歌う」「一人ゲームをする」「目を閉じる」など、注意が目の前のマシュマロに行かないように、別の方向に向けていたのです。(p.56)
#1989年 ミッシェル博士の研究論文。マシュマロを15分我慢したらもう1個あげる実験。
・まずは、紙に「自分の考え」を書いてみます。そして、その考えをどうしたいのかを決めます。つまり、その考えを取っておきたいのか、捨ててしまいたいのか?という選択をするのです。そうすると、物を取っておく、捨ててしまうということと同じように扱えるというのです。(p.62)
#やっぱりモーニングページか。
★あなたがなかなかできない行動や習慣を心の中でイメージした場合、どちらの目線でイメージしているのかを検証してみてください。自分目線でイメージしているのならば、第三者目線でイメージし直してみると良いかもしれません。(p.68)
#片付け、名刺スキャン、土日仕事 等。第三者目線でみると「なぜ」がわかりやすいので。
★人間の行動を習慣化させるには、「60秒」という時間がとても大事です。ある行動(A)をして、60秒以内に何か(B)が起こると、脳がAとBを結びつけることをします。(p.102)
#快の刺激でやる気は持続する
・習慣化指標による自己診断シート(p.115)
#変えたい習慣をもとに…
#8項目×7段階評価シート
・このように習慣行動を引き起こす“きっかけ”を的確に見つけるのは、難しいことです。このようなときは、習慣をやめることにフォーカスするよりも、「詳細な記録をつける」習慣を始めることにフォーカスするとよいでしょう。(p.120)
・われわれにとって怠惰ほど有害で致命的な習慣はない。
にもかかわらず、これほど身につきやすく、断ちがたい習慣もない。
/ジョン・トッド(牧師・著作家)『自分を鍛える!』より (p.140)
・身近な誰かに行動を変えてもらいたかったら、その人の価値観や行動の意味を具体的に理解する必要があります。(略)行動の前に原因があるのではなく、行動がその後に来るものを誘発しているという考え方です。(p.151)
★ハーバード大学のラザー博士らは、感謝の習慣と脳の関係を研究しています。
10年近く感謝のワークをしていると、意志力に関わる前頭前野の厚みが0.1ミリほど増します。(略)感謝のワークをし続けると1年当たり4千万個の前頭前野の脳細胞が増える計算になります。
また、島皮質という人の気持ちを察したり、未来を予測したりする部位ですが、感謝のワークで島皮質の厚みが0.2ミリも増すことがわかってきました。(p.183)
・人間の行動の90%が習慣によって動いているので、一つでも習慣を変えられれば、大きな変化への一歩を踏み出したといえるのです。(p.186)
<きっかけ>
書店のベストセラー2位で、タイトルが気になったので。” -
脳は自分の一部なのに思いのままにならない…それをいうことを聞かせるためには?
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習慣化の大切さがわかる。脳の活用とどう向き合うかわかるだろう。良い本。