何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784844373407

作品紹介・あらすじ

脳の使い方をマスターしてイメージ通りに自分を変える!イメージ通りに相手も変える!忙しい中で脳力を鍛える4つの秘訣。

感想・レビュー・書評

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  • 「われわれにとって怠惰ほど有害で致命的な習慣はない。にもかかわらず、これほど身につきやすく、断ちがたい習慣もない。」全くその通り。じゃあ、どうすればいいか?「アクション後60秒以内の反応が大切」「詳細な記録をつける」「その習慣ができないような別の行動をする」「誘惑ができない環境を作る」取り敢えず「出来ない」ではなく、やってみる。人に「習慣づける」場合は、「アメとムチ」ではなく「アメとアメなし」の方が効果が高いというのは納得。

  • きっかけ行動を使う

    工程を少なくする

    60秒ルール
    60秒以内にその結果が分かると快に変わる

    感謝日記をつける

  • shiro


  • ・きっかけ行動を作る
    ・成功のイメージをする
    ・目標のために具体的にスケジュールを作る
    ・自分にご褒美を与える

  • ”タイトルはかなりネガティブだが、中身は習慣本。
    脳科学者で医学博士の岩崎さんが語る「習慣と脳の関係」は面白かった。

    気になったのは以下。
    ・第三者目線でイメージすると「なぜ」に意識がむく
    ・60秒以内の行動が習慣化の鍵
    ・習慣化指標による自己診断シート
    ・感謝のワークの脳への影響

    <キーフレーズ>
    ・実際には「歌を歌う」「一人ゲームをする」「目を閉じる」など、注意が目の前のマシュマロに行かないように、別の方向に向けていたのです。(p.56)
     #1989年 ミッシェル博士の研究論文。マシュマロを15分我慢したらもう1個あげる実験。

    ・まずは、紙に「自分の考え」を書いてみます。そして、その考えをどうしたいのかを決めます。つまり、その考えを取っておきたいのか、捨ててしまいたいのか?という選択をするのです。そうすると、物を取っておく、捨ててしまうということと同じように扱えるというのです。(p.62)
     #やっぱりモーニングページか。

    ★あなたがなかなかできない行動や習慣を心の中でイメージした場合、どちらの目線でイメージしているのかを検証してみてください。自分目線でイメージしているのならば、第三者目線でイメージし直してみると良いかもしれません。(p.68)
     #片付け、名刺スキャン、土日仕事 等。第三者目線でみると「なぜ」がわかりやすいので。

    ★人間の行動を習慣化させるには、「60秒」という時間がとても大事です。ある行動(A)をして、60秒以内に何か(B)が起こると、脳がAとBを結びつけることをします。(p.102)
     #快の刺激でやる気は持続する

    ・習慣化指標による自己診断シート(p.115)
     #変えたい習慣をもとに…
     #8項目×7段階評価シート

    ・このように習慣行動を引き起こす“きっかけ”を的確に見つけるのは、難しいことです。このようなときは、習慣をやめることにフォーカスするよりも、「詳細な記録をつける」習慣を始めることにフォーカスするとよいでしょう。(p.120)

    ・われわれにとって怠惰ほど有害で致命的な習慣はない。
     にもかかわらず、これほど身につきやすく、断ちがたい習慣もない。
     /ジョン・トッド(牧師・著作家)『自分を鍛える!』より (p.140)

    ・身近な誰かに行動を変えてもらいたかったら、その人の価値観や行動の意味を具体的に理解する必要があります。(略)行動の前に原因があるのではなく、行動がその後に来るものを誘発しているという考え方です。(p.151)

    ★ハーバード大学のラザー博士らは、感謝の習慣と脳の関係を研究しています。
     10年近く感謝のワークをしていると、意志力に関わる前頭前野の厚みが0.1ミリほど増します。(略)感謝のワークをし続けると1年当たり4千万個の前頭前野の脳細胞が増える計算になります。
     また、島皮質という人の気持ちを察したり、未来を予測したりする部位ですが、感謝のワークで島皮質の厚みが0.2ミリも増すことがわかってきました。(p.183)

    ・人間の行動の90%が習慣によって動いているので、一つでも習慣を変えられれば、大きな変化への一歩を踏み出したといえるのです。(p.186)


    <きっかけ>
     書店のベストセラー2位で、タイトルが気になったので。”

  • 習慣化するための具体的な方法が書かれていて参考になる。きっかけ行動で管理する・時間で管理しないなどすぐに実践できそうだと思った。

  • 脳は自分の一部なのに思いのままにならない…それをいうことを聞かせるためには?

  • 習慣化の大切さがわかる。脳の活用とどう向き合うかわかるだろう。良い本。

  • なんとなく理解できたけど、共感というか、理解が進みませんでした。すいません。

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著者プロフィール

脳科学者・医学博士。京都大学卒。京都大学大学院修士課程修了後、米国・ウィスコンシン大学大学院で医学博士号(Ph.D.)取得。旧通産省の主任研究官、米国・ノースウェスタン大学医学部脳神経科学研究所の准教授を歴任。直接的に、世の中のため、人のためになるような研究・活動をしたいと志すようになり、日本に帰国後は、脳科学を活用し、普通の知性の人たちが天才知性を超えるパフォーマンスを発揮できる組織づくりの企業研修を提供する会社「国際コミュニケーション・トレーニング株式会社」を創業。現在までに200社以上で企業研修を行う。経営やリーダーシップを最新の脳科学で裏づけることの第一人者。著書に、『何をやっても続かないのは、脳がダメな自分を記憶しているからだ』『なぜ稲盛和夫の経営哲学は、人を動かすのか?』(クロスメディア・パブリッシング)などがある。

「2020年 『科学的に幸せになれる脳磨き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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