- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844374305
感想・レビュー・書評
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①現在の事業に新しい何かをプラスする
②現在の事業をベースに新しい市場を開拓する
③異業種に展開する
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経営計画をつくる
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コンサルが言う「一つのビジネスに集中しなさい」という言葉に惑わされない。「連邦多角化経営」で、丸投げ。コア事業で稼げているうちに、周辺事業を立ち上げる。
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複数の異なる業界で事業ができると、
ひとつの業界が悪くなっても、他でカバーできるので
比較的、安定した経営ができます。
しかしながら、我々のような中小企業では、
目の前の仕事をこなすのに精いっぱいで、
新規事業をたくさん立ち上げ、
多角化するのはし難しいように思います。
本日ご紹介する本は、
中小企業こそ多角化経営をめざすべき
と主張する1冊。
ポイントは
「人材の成長」
同じ仕事ばかりしていては、人は成長しない。
多角化にトライすれば当然、失敗の機会は多くなりますが、
それが、将来の成功や、人材の育成につながります。
「人材育成」
人材教育に力を入れる前に、新規事業を立ち上げます。
そして社員に事業責任者を任せてしまう。
先に新規事業を立ち上げれば、自然と人が育っていきます。
人を育てたければ、権限移譲し、
どんどん失敗を経験させなければなりません。
「バランス」
トップダウン型に偏ったリーダーシップは、
指示待ち人間をつくります。
一方、多角化して事業が増えると、
トップダウンによるマネジメントだけでは、
キャパシティがオーバーします。
トップダウンとボトムアップのバランスが重要。
ぜひ、読んでみてください。
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◆目次◆
1 今こそ「多角化経営」を始めよう
2 事例でみる「新規事業」のつくり方
3 多角化を成功させる「経営のしくみ」
4 多角化の「人材戦略」
5 グループを結ぶ「連邦化」
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先が見えない業界で事業を回している人は参考になる
と思う。多角化は一貫性がなくて難しいと思っていたけど上手く運営できている会社を見ると視野が広がった気がした。IT×自動車など良く考えてみるとここ最近の動きはどこも多角化しているような気がする。
それだけ本業だけで売り上げを増やし続ける事が厳しいとの判断なのだろうか。
経営理念がしっかりしてないと社内統制も難しいが、
著者の会社では様々な事業部との交流図れる仕組みができてる分方向性がずれていない。権限移譲ができている分、責任も大きいがやりがいのある会社に思える。