英語スピーキング力 4技能+αで全方位から集中攻略
- クロスメディア・ランゲージ(インプレス) (2016年7月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784844374916
感想・レビュー・書評
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悪くない本だったと思うけどなぜか印象にない。また読み直そうかな。
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英語の中でも難しいのがスピーキング。日常会話ぐらいできるようになりたいと思っていても、一番難しい。どうしてかと言うと、日常会話なんてどういう話題がr飛び出すかわからない。天気がいいですねでずっと会話するわけではないのだから。
それのみならず、ボキャブラリー、文法面および論理的思考力といった点も必要になるので、インスタントヌードルのように手軽に出来上がるものではない。
本書では、リスニング、リーディングとライティングも取り上げている。どれかが欠けてもスピーキング力を伸ばすことができないという著者の信念が反映されている。
スピーキング力をアップさせるには、NHKビジネス英語のビニエットをシャドウイングと音読したり、ジャパンタイムズSTという学習者向けの週刊英字新聞を使って、記事のサマリーを英語で言ったり、あのTIMEを音読したりという風に地道な努力が必要になる。
著者も指摘しているが、日本人の場合、言わなくてもわかる文化で生活しているのでどうしても英語で説明する際にボリュームが足らなくなると述べている。それが原因でTOEFL、TOEIC S/Wや英検準1級、1級の2次試験でさようならとなってしまう。
あとは、試験ごとに目指すところが違うので、あまり振り回されずに利用する図太い神経が必要になる。試験を実施している団体や参考書を発行している出版社や予備校に貢いで、もてあそばれてポイ捨てされないようにしたいものだ。