げっしょく

  • 旬報社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (22ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845114047

作品紹介・あらすじ

まんまるい月がかじられたようにかけてみえたり、赤い満月になったり…。ふしぎな月食、こんどはどんなすがたをみせてくれるだろう。

感想・レビュー・書評

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  • [江戸川区図書館]

    月に関係する本の一冊。表紙の写真は皆既月食中の月で、よく言われるように赤い月となっているが、表表紙の見返しにある写真は、その皆既月食の際の欠け際は青白く見えるという。

    月が赤く見える仕組みについてはこの本がわかりやすいと思う。よく、青い光はちらばり吸収されるというのは聞くけれど、このように光の赤と青の線を二重化して図化してくれるとわかりやすい。さすが、「げっしょく」!

    ただ、同ページにあった「月食がめったにみられないわけ」の図は、もう一息だったかな。月の軌道面が約5度傾いているから(地球と太陽を結んだ線と月が交わらない)という説明は、画用紙の図で知覚しやすくされているんだけど、それでもきっと、「言葉で分かる人」には分かる図だけど、「言葉でわからない人(子供とか)」には、まだ伝わらない図だと思う。もう一息側面から見つめて、下の「皆既月食」の図の時と、月の位置(高さ)が違うということを意識できるようになっているといいな。

    ■これから日本で見ることができる月食
    こうしてみると、大抵1-2年に1回ペース、しかも皆既月食と部分月食がある上に、皆既月食だとしても食の最大が月入後だったりすると、完全に見ることができるのは3年に1度くらい。今回のは見逃してしまったから、次は2021/05/26なのかーーー!

    ・2018/07/28(ニュースで知ったのは当日昼で時間過ぎてた!)
    ・2019/07/17(部分月食)
    ・2021/05/26(皆既月食)
    ・2021/11/19(部分月食)
    ・2022/11/08(皆既月食)
    …………

  • げっしょく。

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著者プロフィール

中西 昭雄:世界的に著名な天体写真家。国内では数少ないプロフェッショナルの天体写真家として活躍。これまでにアマチュア向けの天体観測・撮影の啓蒙書を多数刊行。著書に『デジタルカメラによる天体写真の撮り方』『メシエ天体ビジュアルガイド』(ともに誠文堂新光社)、『よむプラネタリウム』(アリス館)など。

「2017年 『メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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