世田谷・大平農園 けやきが見守る四〇〇年の暮らし

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845117581

作品紹介・あらすじ

都会の住宅街にこつ然と現れる〝森〟。広大な屋敷林に囲まれた大平家は世田谷で400年続く農家。11代当主の大平美和子さんは、小正月・節句・畳上げ・梅仕事・お盆・お彼岸など、さまざまな年中行事を今も生活の一部として暮らす。篤農家であった大平家の歴史は、日本の農業の歴史でもあった。ビニールハウス栽培を初めて確立し、農薬への疑問から有機無農薬栽培への転換もいち早くおこなった。屋敷のけやきで腐葉土を作り、種をまき、苗を植え、収穫して種を取り、また種をまく…ゆっくりと続く農の循環。跡継ぎのない最後の当主として、失われゆく原風景と農的暮らしを語り継ぐ。

著者プロフィール

1933(昭和8)年生まれ。東京・世田谷で江戸時代より400年続く大平農園の11代目にして最後の当主。代々伝わる東京の年中行事を大切に守りながら暮らす。大平家は篤農家として知られ、日本で初めてビニールハウス栽培を確立し、全国から実習生を集めた。その後、農薬の弊害に疑問を持ち、有機無農薬栽培に転換。種の自家採取や有機肥料を用いた循環型の農業を現在も続ける。

「2022年 『世田谷・大平農園 けやきが見守る四〇〇年の暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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