べーしっ君 完全版 (立東舎)

著者 :
  • 立東舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845628308

感想・レビュー・書評

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  • まず一番最初に驚いたのが
    「ログインやMSXマガジンでも連載してたの?!」って事。
    そもそもMSXマガジンの存在すら知らなかったし、
    ログインは読んだ事はあるし、
    おそらくそこでべーしっ君も読んだ可能性はあるが、
    ログインは、愛読してたってレベルではないし、
    記憶の中には全く無かった。



    そして、自分自身のファミ通の愛読期間が、
    思ったより短かった、という事。
    俺が初めてべーしっ君を読んだのは、忘れもしない、
    123Pのマタンゴ先生の回だが、
    時代がサターンやプレステの次世代機の頃には、もうファミ通は、
    たまに立ち読みする位で、愛読してるってレベルでは無かった。

    このコミックスを読んで行くと、
    俺の知らないべーしっ君から始まって、
    知ってる時期があって、また知らない時期に入っていく…
    その感覚が不思議でした。



    そして漫画そのものですが、これが今読んでも素晴らしい。
    当時は子供だったので、下ネタも良く分かってなかった。
    むしろ今だからこそ素晴らしいのかもしれない。
    ていうか、思ったより下ネタ多いwww


    俺は「BURAI」が好きだったから、
    「BURAI」のネタがいっぱいあったのは嬉しかったなー。
    当時の人気作品だった、って事が分かるのも嬉しい。

    そして、それ以上に多いのがストⅡネタ!
    毎週のようにストⅡネタが続き、当時の大人気っぷりが伺えます。

    シャイニングフォースネタも嬉しかった。
    SFC全盛に、たまに挟まるMDネタが嬉しい。


    200Pのメンクリってのは、全く知らなかったなー。
    今なら需要もありそうだけど…
    ネットで軽く検索しても、1件しかヒットしないぞw



    荒井先生の巻末インタビューも○。
    ジャンプに読切載るなんて、相当すげーじゃん!
    世が世なら、ジャンプ作家としてもっと稼いでたかもしれないぞw

  • デタラメな展開と地口・下ネタの数々に脳が侵食されそう。同時代性抜きにどうこう言いづらい作品ではあり、今となってはファンアイテムや歴史的証言の域を出ないかもしれない。が、そのツボを押さえたた編集と解説は丁寧。ただ初出不明とされる作の追跡はもうちょっとがんばってほしかった。

  • 読み応えあったし、今、復刻する勇気?に拍手を送りたいけど、「バードウィーク」で番長ヨシオと対決する「血染めのジョイスティック」と、オナラーデ・トバスーゼ(スカッとする名前よね)と対決する「四角いスタジアム」の単行本描き下ろし短編が収録されていないのは激しくがっかりでした。完全版じゃないじゃん。

  • 2016年7月刊。390ページの大ボリュームに困惑。オチの擬音、私の記憶に今でも強く残っている「ばぼーん」や「うすらのばぼーん」よりも、「すぽーん」のほうが登場回数が圧倒的に多いという事実に驚愕した。

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