ルルとミミ (立東舎 乙女の本棚)

  • 立東舎
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845638888

作品紹介・あらすじ

人気シリーズ「乙女の本棚」第32弾は、文豪・夢野久作×イラストレーター・ねこ助のコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 夢野久作、命日。享年47歳。
    1926年 九州日報

    残酷で美しい童話のような。
    水晶のように光る湖。
    鐘作りに失敗した父が沈む。兄が沈む。
    花の鎖で兄の元へ。
    夢想的な美しさと現実的な孤独感が湖に沈む。
    美しいけれど寂しげな物語にねこ助のコラボがとても素敵でした。

  • 夢野久作 × ねこ助さんコラボ作品
    「ルルとミミ」を読みました。

    こちらは童話ということで、どんな作品なのか
    ドキドキしながら期待値マックスで手に取りました。

    ねこ助さんのイラストはただ、ただ、もう
    可愛らしく、綺麗で…惹きこまれてしまいます。

    また、幻想的な独特の世界観をシックな色合いで…
    儚さや哀しみを醸し出してもいるなと感じました。

    童話であってもやっぱり夢野久作の作品。
    なんともいえない読後感…に息をのみました…。

    ある村に、水晶のような水が光る
    美しい湖がありまして、
    ルルとミミという可愛らしい兄妹の
    みなしごが居りました…。
    その湖が黒く濁ってくると、
    この村に何かしら悲しいことがあると
    云い伝えられておりました…。

    このような文章から始まる物語は
    美しい描写が様々な場面でも散りばめられてました。

    月光の中、湖に咲いている睡蓮の花を摘んで
    草の糸に長く長くつないだ鎖で湖の底に下りたり…。

    月と星の光が差し込む湖の底の美しさといったら
    想像もできない位の煌めく美しいところ…。

    夢か現か曖昧な…美しい湖の底…。

    少し前に読んだ…
    「銀河鉄道の夜」を思い出しました。
    宝石のように綺麗な銀河の星空のなかの…
    死をテーマに扱ったとても悲し過ぎる、旅の物語。

    美しい湖の底の描写が…似ているようでした…。
    どちらの作品も美しい…でも…
    胸がしめつけられてしまいます…。

    そして考えさせられてしまうのです、
    いろいろ…。


    ⸺可哀そうなルルとミミ……。

    そんな描写がありますが…。
    ふたりのしっかりと抱き合った姿の
    イラストをみていると…
    ふたり一緒でしあわせなのだと…
    そう、どうしても、思いたくなります…



    • かなさん
      チーニャさん、こんばんは!
      この作品、しんみりしますよねぇ…
      私も読んだばかりだから
      チーニャさんのレビューが心に染みます(*^^*)
      チーニャさん、こんばんは!
      この作品、しんみりしますよねぇ…
      私も読んだばかりだから
      チーニャさんのレビューが心に染みます(*^^*)
      2023/08/23
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      かなさ〜ん、おはようございます♪
      コメントありがとうございます。

      しんみりしちゃいましたねぇ…

      朝から長文のお返事してるんですけど、通信...
      かなさ〜ん、おはようございます♪
      コメントありがとうございます。

      しんみりしちゃいましたねぇ…

      朝から長文のお返事してるんですけど、通信障害で届きません…
      2023/08/24
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      夢野久作の童話好きです♡

      しんみりしちゃう、悲しさや切なさや恐ろしさありますけれど…。

      綺麗な描写で…
      独特のあやしい…
      幻想的な不思議...
      夢野久作の童話好きです♡

      しんみりしちゃう、悲しさや切なさや恐ろしさありますけれど…。

      綺麗な描写で…
      独特のあやしい…
      幻想的な不思議な世界観!!

      2023/08/24
  • 幻想的
    夢と現実の境目が曖昧で
    美しく悲しい、おとぎ話✧⁠*⁠✧⁠*⁠

    のように思えるが……
    怖かった


    “水晶のような水が一ぱいに光っている美しい湖
    けれどもその湖の水が黒く濁って来ると、この村に何かしら悲しいことがあると云い伝えられておりました”

    可愛らしい兄妹のルルとミミ
    母亡き後、鐘造りの父は新しく造った鐘が鳴らなかったことを恥じ、湖へ身を投げる。
    その後鐘造りになったルルも、同じ理由で身を投げる。
    湖の底にある美しい御殿に暮らす女王様に呼ばれて……

    これはまるで生贄?
    ねこ助さんのイラストが美しすぎて。
    より怖さが増す。

    湖のほとりで花を摘み、長い長い花の鎖を作るミミ。
    「あたし、この鎖をもっともっと長く作ると、それに掴まってお兄さんに会いにゆくのです」
    あぁ、なんということ!

    それにしても、ねこ助さんのイラストって本当に素敵ですね。
    優しい色使いも好みで、ずっと眺めていたい。

    そして、
    最後の一文と、ルルとミミの抱き合った姿のイラストが美しすぎる!
    だから、だから、悲しすぎて。
    ぞっとするのです……

    • ひろさん
      あおちゃん♪
      借りてきたのってこれだったんだね!
      ねこ助さんの絵、表紙からもう美しくて素敵だなぁ~✩.*˚
      美しすぎてより怖さが増すとは!!...
      あおちゃん♪
      借りてきたのってこれだったんだね!
      ねこ助さんの絵、表紙からもう美しくて素敵だなぁ~✩.*˚
      美しすぎてより怖さが増すとは!!
      うぅ~「ルルとミミ」も読みたくなっちゃった♪
      素敵なレビューありがとう( *´꒳`*)/
      2023/08/19
    • aoi-soraさん
      ひろちゃん
      そう、これ借りたの♪
      私は、怖いなーって感じてそのまま感想書いたんだけど、別に怖い話じゃないのかも?(^^ゞ
      悲しい話だとは思う...
      ひろちゃん
      そう、これ借りたの♪
      私は、怖いなーって感じてそのまま感想書いたんだけど、別に怖い話じゃないのかも?(^^ゞ
      悲しい話だとは思うけど…
      ひろちゃんも是非読んでみてね(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)⁠
      2023/08/19
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      aoiさ〜ん♡こんばんは〜♪
      やっと、読めましたよ-(^_^)v

      とても気になっていたんです…
      aoiさんのレビューの
      「美しすぎて…より...
      aoiさ〜ん♡こんばんは〜♪
      やっと、読めましたよ-(^_^)v

      とても気になっていたんです…
      aoiさんのレビューの
      「美しすぎて…より怖さが増す」
      って…。
      そう感じましたね…私も!!

      そして、この作品
      色々考えさせられる内容でもありましたよね…。
      童話の夢野作品も…良いです…✧

      aoiさ〜ん、
      ありがとうございました(*^^*)♡
      2023/08/23
  • 昨夜、脱衣場の電球がきれてしまい、仕事終わりにダイソーへ。

    電球買って帰るつもりが...目の前にあるんですよねぇ有隣堂さん^^;

    m(。>__<。)m

    またやってしまいました(汗)

    良い子のみんなはマネしちゃ('ω'乂)ダメー

    という事で手にした乙女の本棚シリーズ2冊目が本書です。

    夢野久作さんとねこ助さんのコラボ作。

    夢野久作作品といえば「ドグラ・マグラ」しか読んだことがありませんが、こんなメルヘンな作品もあるんですねΣ(゚д゚;)

    ねこ助さんのイラストがより一層メルヘンな感じを倍増させているんだと思いますが...

    シリーズがたくさんある中で、本書を選んだ理由は、なおなおさんから教えて頂いた図書館の電子書籍の中に本作がまだ入っていなかったから。

    原作を読んだことはありませんが、美しい兄妹の物語???

    いや、これもねこ助さんのイラストに引っ張られているイメージですね^^;

    週末には図書館デビューだ!!



    人気シリーズ「乙女の本棚」第32弾は、文豪・夢野久作×イラストレーター・ねこ助のコラボレーション!
    小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

    けれども、花の鎖は引いても引いても尽きないほど長う御座いました。

    「水が濁るとよくないことがある」。そんな言い伝えのある湖のそばに住むルルとミミは、鐘造りの父が身を投げてから、二人きりで暮らしていた。

    夢野久作の名作が、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描き、本シリーズでは堀辰雄『鼠』太宰治『魚服記』中島敦『山月記』新美南吉『赤とんぼ』を担当するイラストレーター・ねこ助によって描かれる。
    名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
    自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

    著者について

    夢野久作(ゆめの・きゅうさく)
    明治22年(1889年)福岡県生まれ。慶應義塾大学中退。様々な職業を転々としたあと、37歳のときに「あやかしの鼓」を発表。主な著書に、『ドグラ・マグラ』、『少女地獄』などがある。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『死後の恋』、『瓶詰地獄』(どちらも夢野久作+ホノジロトヲジ)がある。

    ねこ助
    鳥取県出身のイラストレーター。書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどのイラストを手がける。著書に『鼠』(堀辰雄+ねこ助)、『魚服記』(太宰治+ねこ助)、『山月記』(中島敦+ねこ助)、『赤とんぼ』(新美南吉+ねこ助)、『Soirée ねこ助作品集 ソワレ』がある。

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      え〰️、なんか気になりますが…。

      気にしないことにしますよ
      え〰️、なんか気になりますが…。

      気にしないことにしますよ
      2023/09/08
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      (笑)こわい こわい〜
      (笑)こわい こわい〜
      2023/09/08
    • ヒボさん
      気にしないで正解だと思いますよ~

      トラウマになります(/. _.\)
      気にしないで正解だと思いますよ~

      トラウマになります(/. _.\)
      2023/09/09
  •  乙女の本棚シリーズから、夢野久作さんとねこ助さんのコラボ作品「ルルとミミ」です。先日運よく1番に借りることができました!!もう~嬉しいっ!…ということで、なんとも表題もイラストも可愛い感じで、期待も高く読んでみることに…。

     水が黒く濁るとよくないことが起る予兆だと恐れられている湖があった…。湖のふもとで、兄のルルと妹のミミのふたりで生活していた…。ふたりの父母はすでに他界しているが、亡き父のあとをついで鐘造りになったルル…新しい鐘を丹精込めて作ったが、その鐘は鳴らなかった…。心を痛めたルルは湖に身をなげる…。一人ぼっちになったミミは、ルルに会いたいと湖のほとりで涙を流すと、睡蓮の声が「…明日の夜までに、湖の底につくような長い花の鎖をつくりなさい…それにつかまって湖の底の真珠の御殿へいらっしゃい…」と…。

     悲しいエンディングが待ち受けていました…。なんとも切ない…言葉を失ってしまうほど…。そして、静寂な澄んだ湖だけが何事もなかったかのようにそこにある情景…それがとっても美しくて、しかもねこ助さんのイラスト…キレイすぎて、読後の余韻を誘います。

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      皆さ〜ん、
      おやすみなさ〜い、チャカポコ
      (笑)
      皆さ〜ん、
      おやすみなさ〜い、チャカポコ
      (笑)
      2023/08/24
    • ヒボさん
      キャ━━(゚д゚;)━━ッ!!!!

      チャカポコ...

      ウッ...うなされそう...(笑)

      チーニャさんもおやすみなさい
      (:3[___...
      キャ━━(゚д゚;)━━ッ!!!!

      チャカポコ...

      ウッ...うなされそう...(笑)

      チーニャさんもおやすみなさい
      (:3[____]
      2023/08/24
    • かなさん
      みなさん、おはようございます!
      チャカポコで、うなされずに眠れましたかぁ~(^O^)/
      さて、今日も暑くなりそうですが
      気を付けて過ご...
      みなさん、おはようございます!
      チャカポコで、うなされずに眠れましたかぁ~(^O^)/
      さて、今日も暑くなりそうですが
      気を付けて過ごしましょうね♪
      2023/08/24
  • 福岡県生まれなんですね。
    最寄りの図書館に夢野久作コーナーがあり、新作として見かけて借りました。
    初出 九州日報1926年 名義「とだけん」だったとのこと。

    水晶のような水が光る美しい湖の村に住む人たちと、ルルとミミという長髪の美しい兄妹のお話。黒基調の服で愁いを帯びた瞳と陶器のような肌が映える。ルルが懸命に作った銀色の見事な鐘の美しい音や、お太陽様の光りを受けて、まぶしく輝きながらユラリユラリと揺れる様子が描かれていたのに。

    睡蓮の花とミミの姿が妖艶な美しさ。花の鎖が命綱の代わりで湖の底の世界へ行ったり、月の光の怪しさを頼りに海月の導きで陸に戻ったり。澄み渡る鐘の音が妖しく響く世界。ねこ助さんの挿絵で、湖の水が澄みきるために切ない運命となる兄妹の物語の世界観を深化させている。

    ブグ友さんのレビューで再度読後感を楽しめました。ありがとうございます!

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      ベルガモットさ〜ん、こんばんは(*^_^*)

      わ〰️、福岡県生まれで、夢野久作コーナーがあったキッカケで再読されたんですね♪

      この作品、...
      ベルガモットさ〜ん、こんばんは(*^_^*)

      わ〰️、福岡県生まれで、夢野久作コーナーがあったキッカケで再読されたんですね♪

      この作品、妖艶で独特な世界観の、とっても切ない運命となる兄妹の物語でしたよね…

      童話といえども夢野久作作品らしい、何とも言えない読後感が、やっぱり凄いと思いましたね…!☆
      2023/10/19
    • かなさん
      ベルガモットさん、おはようございます。
      この作品、読後がすごくよかったんですよ(*^^*)
      切ないお話だったけれど、独特の世界観があって...
      ベルガモットさん、おはようございます。
      この作品、読後がすごくよかったんですよ(*^^*)
      切ないお話だったけれど、独特の世界観があって…
      ベルガモットさんも手にしてくださって嬉しいです!!
      2023/10/20
    • ☆ベルガモット☆さん
      チーニャさん、かなさん、こんばんは!
      コメントありがとうございます♡
      お二人のレビューでまたあの独特な読後感をさらに楽しめましたよ♪
      ...
      チーニャさん、かなさん、こんばんは!
      コメントありがとうございます♡
      お二人のレビューでまたあの独特な読後感をさらに楽しめましたよ♪
      夢野久作作品は、お二人とも『死後の恋』、『監獄地獄』のレビューがありますね!!!
      チーニャさんの童話ということでドキドキしながら手に取る様子や、
      かなさんの一番乗りレンタルができた話も素敵だなあと思いました。
      乙女の本棚シリーズはちょっと借りるの勇気がいるので、閉館間際に借りたりしてますっ
      2023/10/20
  • 鐘作り失敗で湖に身を投げた兄ルルに会うため,妹ミミは花の鎖を握り湖の底へ沈んで行く。幻想的な物語。水死体浮上,虚しくやるせない読後感で久作らしさが滲み出る。

  • むかしむかし、ある国の美しい湖のふちにある村にルルとミミという兄妹の孤児がいた。

    ルルは亡き父と同じ立派な鐘造りを目指す。

    「湖の水が濁るとよくないことがある」

    幻想的で悲しいお話だった。

  • 夢野久作氏による童話『ルルとミミ』。
    水晶のような水がいっぱいにきらめく美しい湖のほとりに存在する、とある小さな村。
    この村で鐘造りの名人であったルルとミミの父親は、寺のあたらしい鐘を造ることに失敗し、それを恥ずかしがって湖に身投げしてしまう。
    成長した兄のルルは、父の跡を受け継いで、お寺の鐘をいよいよ完成させたのだが——

    という話。その村には、「湖が真っ黒に濁るとよくないことが起こる」という恐ろしい言い伝えがある。
    兄を救うために湖に飛び込んだミミの大冒険と、ゴシック調のダークファンタジーな雰囲気、その対比は大人の童話という感じがした。
    ルルとミミの兄妹愛が尊い。メリーバッドエンドという感じでとっても好き。
    湖、鐘、水底の後殿というキーワードもあいまって、『夜叉ヶ池』と似たような読後感。

  •  読まねば、と思いつつ結局読み通せない夢野久作の「ドグラ・マグラ」と「少女地獄」なのだが、図書館でこの本を見つけて「これなら読み通せるかも?」と思ったので借りた。
     「乙女の本棚シリーズ」というシリーズの中の1冊らしい。立東舎という出版社から出ている(知らない出版社)。太宰治や夢野久作、谷崎潤一郎などの作品に今風の挿絵がついて絵本になっている。
     とても読みやすいし絵も素敵だが、薄い本なのに1980円と値段はお高め(フルカラーだし仕方ないとは思う)なので、本当にファンである作家さんの作品でないと自分で買うのはちょっと無理だ。
     肝心な作品の方は初めて夢野久作の作品を完読した、という満足感はあったし、絵が作品の雰囲気に合っていて良かった。また図書館に同じシリーズがあったら是非借りようと思う。

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著者プロフィール

1889年福岡県に生まれ。1926年、雑誌『新青年』の懸賞小説に入選。九州を根拠に作品を発表する。「押絵の奇跡」が江戸川乱歩に激賞される。代表作「ドグラ・マグラ」「溢死体」「少女地獄」

「2018年 『あの極限の文学作品を美麗漫画で読む。―谷崎潤一郎『刺青』、夢野久作『溢死体』、太宰治『人間失格』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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