ゴルゴ13 (Volume18 スエズの東) (SPコミックスコンパクト)
- リイド社 (2003年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845825561
感想・レビュー・書評
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アーリィオータムはいつものゴルゴを狙う殺し屋の話かと思ったら、結末は大分違っていた。
また噛ませ犬なんだろうなと思ったら、予想外に悲哀を感じさせるろくでなしの結末。
スエズの東もいつものパターンのように見えてやっぱり外してきているが、それがより悲しさとか虚しさを感じさせる。
かなり好きかも。
この世界のセックス観は正直よくわからないが。
ジェット・ストリームも呆気ない結末と、ゴルゴ以外の人物がどうなるか?という緊迫感はよかったな。
ゴルゴはもう死なないのはわかっているわけだし……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4845825562 317p 2003・7・30 初版1刷
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【アーリィ・オータム後篇】
殺し屋ビルの「俺はしょせん…」に黙祷。
【スエズの東】
香水からでも敵を判別できる男ゴルゴ。
死をも覚悟している依頼人の気合が違います。パレスチナ問題の深さが自然に分かる話。
【魔女の出て来た日】
おそらく知名度が相当低いエピソード。
【ジェット・ストリーム】
ゴルゴの乗った飛行機がハイジャックされる話でアニメにもなりました。ハイジャックされているのに微動だに動揺しないゴルゴ。逆に目立ってます。
ヒューム部長とバートンさんなど脇役が充実。
【幽霊定期便前篇】
カートランドも用心深さと神出鬼没さではかなりハイレベルです。