ゴルゴ13 (Volume45) 沸騰 (SPコミックスコンパクト)

著者 : さいとう・たかを

• リイド社 (2004年9月30日発売)

感想・レビュー・書評

[ホトケさんの感想 · 2011年9月17日]

新たにネオナチとの死闘が勃発した45巻。

【KING OF BIRDS】
拷問にかけられた末に砂漠で鳥との死闘。
かなり焦るゴルゴ。かなりの強敵。

【沸騰】
新ネオナチシリーズ第一弾。
傭兵との街中での殺戮劇。
偶然とはいえゴルゴを売らなかったヤク中の宿屋のオヤジ。
電話で忠告するなどゴルゴは命を助けてます。

【沸騰・第四帝国】
新ネオナチシリーズ第ニ弾。
遺跡での死闘。罠が冷酷無比。

【獅子の椅子】
先の2作と比べてスケールは小さいですがこういう狐になっちゃいけませんねというのが分かる教訓作。

[二次元研究所さんの感想 · 2010年11月20日]

484582583x 　310ｐ　2004・10・30　初版1刷

著者プロフィール

さいとう・たかを

1936年（昭和11年）大阪府出身。1955年『空気男爵』（大阪・日の丸文庫刊）でデビュー。翌年創刊された「影」「街」など貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。63年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を大阪から東京に移し「さいとう・プロダクション」を設立する。作品制作過程における分業化をはかり、脚本家が在籍する脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他ともに認める劇画の第一人者である。76年に第21回小学館漫画賞を受賞した代表作『ゴルゴ13』は、現在も描き下ろしが続く記録的な長期連載作品。主な作品に『鬼平犯科帳』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。2003年11月紫綬褒章受章、2010年４月旭日小綬章受章。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記　下』 で使われていた紹介文から引用しています。」