信長戦記 2 (SPコミックス)

  • リイド社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845839131

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  • 美濃をめぐる攻防戦。

  • 1561年~1564年
    織田信清、長井道利

  • 犬山城・堂洞城攻略編

    大概のお話だと、桶狭間の後は墨俣・岐阜と、破竹の勢いで攻略していくように書かれる事が多いですが、その割に7年もの年数が掛かっていたりするなど、あまりこの辺の時期については知らない事が多く、地味な展開を予想していました。

    ところが、織田信清が武田方により調略済みで、一色・今川も含めた信長包囲網が敷かれているという、ディプロマティックな展開に。
    信清は犬山陥落後に甲斐に逃亡し、武田家の元で犬山鉄斎と称していたようなので、実際信憑性の高い話なのかもしれません。

    また、第4次川中島合戦についても、お互いにミニマックス法=「生かし合い」を採用した結果、本陣同士が激突したという考察になっていて、これも面白かったです。

    気になる点は、犬山城が落ちたのか落ちてないのかが不明瞭な所。包囲したまま二正面作戦をして勝てる程、織田家の動員数は多かったのか?という疑問が残ります。

    とはいえ、秀吉のキャラも魅力的なので、引き続き3巻も期待します。

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著者プロフィール

1971年、大分県生まれ。漫画家。時代劇作品を中心に活躍中。主な作品は、『信長戦記』、『後藤又兵衛 黒田官兵衛に最も愛された男』、『舞将真田幸村 忍び之章』(すべてリイド社)、『戦国人物伝 本多忠勝』、『戦国人物伝 上杉謙信』、『幕末・維新人物伝 小松帯刀』(すべてポプラ社「コミック版 日本の歴史シリーズ」)等。

「2023年 『初代 伊藤忠兵衛 伊藤忠商事・丸紅の創業者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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