- Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845847396
感想・レビュー・書評
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最近グルメ漫画に目がないものですから、こちらも手に取りました。土山しげる先生は『野武士のグルメ』から入って三冊目です。初めて書店で見かけた瞬間思ったのは、
「武士の……メシ!?」
ということでしたねぇ。江戸時代の食にフィーチャーするというのも個人的には新しいなぁと思いましたが、一方で正直「そんなもの描けるの?」という疑念もありました。
史料が残っているんですね。『酒井伴四郎日記』という、紀州和歌山藩の下級武士酒井伴四郎が江戸に勤番していた時の日記が残っていて、それを読むと幕末の江戸の文化が色々わかるそうな。この漫画は『酒井伴四郎日記』をベースに、幕末の食文化、食事情に焦点を当てて書かれた漫画です。私はこれを読んで初めて「江戸時代のグルメ」に興味を持ちました。
それにしてものんびり暮らしてるなぁ。武士のプライドはそのままに、飯食ってブラブラ歩いて酒のんで風俗にも行ってと、何だか自由気ままでいいなぁと思ってしまいますね。食べているものも、やはり今の時代の食に慣れているもんだから、最初のうちは「見た感じ質素だなぁ」とか「これで本当にお腹いっぱいになるのかなぁ」とか、何より「うまいのそれ?」と思ったりもしました。ただ、よくよく考えてみればスーパーもコンビニも冷蔵庫も電子レンジも自販機もない時代ですもの。そんな中でも何とか工夫をして食材を調達し、調理し、食卓を囲んでいたんですね。今だと殆ど馴染みのない料理も出てきますが、それぞれ何とも美味しそうに食べる伴四郎達の姿にこちらまで「食べてみたいなぁ!」と思わされます。
個人的には「南京汁」と「胡椒飯」なら作れそうな気がしました。今度作って食べてみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
29年1月11日読了。
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『幕末グルメ ブシメシ!2』
NHK/毎週土曜放送
2019年1月19日から
NHK BSプレミアム/毎週水曜放送
2018年1月10日から
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『幕末グルメ ブシメシ!』
NHK/毎週土曜放送
2017年6月10日から
NHK BSプレミアム/毎週火曜放送
2017年1月10日から -
いつの時代も「食」って言うのは一つの娯楽であるのだな。
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幕末のご飯は興味深いが、中身にそれほど魅力がない。
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くすぐられる描写が多くたまらない
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柳川鍋で日本酒呑みたい!