絵で読むダンテ「神曲」 (地獄篇)

  • 論創社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846002978

感想・レビュー・書評

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  • ギュスターヴ・ドレの挿絵を使った子供向けの『神曲』地獄篇。
    ドレの挿絵が良いです。

    文章は子供に罪の意味を教えるために書かれただけあって簡潔に端折ってあるのでかなり物足りませんが…質の高い絵本と思えば良いのかな。

  • ダンテの「神曲」地獄変がどんな話か、ざっくりと30分で理解できる。挿絵も素敵。キリスト教思想の上に書かれているので、聖書を知っているとより面白いそうです。キリスト誕生前に生きていた人は洗礼を受けていないので地獄でさまようし、イスラム教の指導者はもちろん地獄の奥深くへ落される。殺人を犯した人より、偽善者や泥棒の方が罪が重かったりするのが不思議。地獄の責苦も日本人の考える地獄とはちょっと違っていて興味深い。仏教的地獄の方が責めはきつそうですが、輪廻転生するので有限。神曲の地獄は永遠に責め続けられるので、こちらの方が大変ですね。

  • これは判りやすい。絵もいい。
    神曲の入門にはこの一冊。

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著者プロフィール

1265年、フィレンツェ生まれ。西洋文学最大の詩人。政治活動に深くかかわり、1302年、政変に巻き込まれ祖国より永久追放され、以後、放浪の生活を送る。その間に、不滅の大古典『神曲』を完成。1321年没。著書に、『新生』『俗語論』『饗宴』 『帝政論』他。

「2018年 『神曲 地獄篇 第1歌~第17歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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