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- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846004040
作品紹介・あらすじ
科学と論理で謎を解く本格派探偵小説の先駆!パリで客死する夭折の前衛作家が、社会矛盾の苦界にうごめく狂気を描く。
感想・レビュー・書評
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プロレタリア文学の評論家出身の人が書く探偵小説とはどんなものぞや?という興味から。
筆者が探偵小説ファンだった事もあり、収録された作品達の手堅さとバリエーションには驚きました。
倒叙モノ、アンチ・ミステリ風味、多重解決に、木々高太郎チックな医療ネタ心理モノ…etc.
プロレタリアな気配は、犯人の動機や置かれた境遇などにチラリと見え隠れする所はありますが、どれも手堅い昭和初期の探偵小説でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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