- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846009540
感想・レビュー・書評
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劇団で行われるワークショップの紹介だが、どれも興味深いし、実際にやってみたいものも結構ありました。
ただ企業の圧迫面接のようにギリギリまで追い込んで感情開放をさせるという方法も多く、やる側にとってはかなりのストレスになりそう。
でも、それを乗り越えた人たちが一人前の役者になるわけだからただただスゴイと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帯文:”プロの役者になりたい人へ” ”身体訓練・表現・発声など“基礎トレーニング”の在り方を、豊富なエピソードを交えて語る演技論!”
目次:はじめに、1 レポート①役者としての私の魅力、2 身体訓練①マラソン、3 身体訓練②ストレッチ、4 身体訓練③筋力トレーニング、5 身体訓練④二人組バランス、6 身体表現①エアロビクス、7 身体表現②ストップモーション…他 -
自分にとっての目新しさがなかったので残念。
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私が演劇を始め、今も演劇にかかわっているのは、この本の作者である成井氏の劇団、キャラメルボックスの存在があったから。
キャラメルボックスさんは本も好きです。
だけど、読むより観に行きたいです。
そのキャラメルボックスさんのよさ、を作り上げる、練習っていうものがこの本には、とっても丁寧に書かれている。
WSというか、ice breakにも使えると思います。
ぜひぜひお読みください。 -
プロを目指す若い役者に向けた演劇論と基礎トレーニングの本。
キャラメルボックスで行われている稽古をまとめたもの。
演劇人でなくとも「自分を見つめ直す」ための方法として非常に有効である。
企業の研修などで取り入れても面白いのではないか。
舞台の裏側をかいま見ることもでき興味深かった。 -
演劇のレッスンを取り扱った本はたくさんある。とかいてみたけど実は半分嘘で、本当に演劇に関わり合っている人間が、本当に読みたいと思うようなホンはあんまりない。エーと、すごく露骨に言うんだけど、これから誰かと芝居づくりについて話をするときには、相手がこの本を読んでいることを前提にお話をできればどんなに幸せかと思う。
それほど、ちゃんと書いてある。サブタイトルに「感情解放のためのレッスン」とあるように、役者のトレーニングについてをメインとしている。非常に実践的で、今酒井が顧問をしている演劇部のメンバーは、朝練の形でこの本に書かれているレッスンを自主的にやっているらしい。さすがである。ただ、本当の感情解放のレッスンは、ホンによる知識だけでやらない方がいいと思うけど。ともあれ、即戦力として非常に役に立つ部分をたくさん持っている本だと思う。
しかし、酒井が読んでいて一番いいなと思ったのは、演技に関して書いているところの、特に台本への向かい合い方を書いているところだった。作者であり劇団主宰者であり演出家である筆者でしか書けないことが、とても平明な誰が読んでもわかる文章で書いてある。すごい。
絶対手元に置いて毎日読みなさい、と言いたくなる本がまたひとつ増えた。