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- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846013813
感想・レビュー・書評
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大戦前夜の中国を舞台にした冒険スパイ小説。
ミスター・モトというのは日本人特務機関員で、陰謀に巻き込まれた主人公のアメリカ人青年を助ける役どころ。007のようにカッコいいとはいえないが、常に冷静で判断力に富み、敵であっても礼儀を忘れない人物像は、著者から見た日本人の特徴なのか。
パーティーに出かけた主人公があれよあれよという間に事件に巻き込まれ、というか首を突っ込んで危機一髪というストーリーはB級映画のようだが、この時代の北京の混沌とした様子は面白かった。
訳者あとがきによれば、モトというのは日本人らしくない名前だというのはシリーズ第六作目で著者自身も書いており、苗字の後ろ半分なのではということだが、このとき著者が挙げた例が「ヤマモト」はいいとして「アジノモト」というのが笑える…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み始めては見たものの・・・
そそられないので中止
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