- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846020767
作品紹介・あらすじ
〈ピーター・ウィムジー卿〉シリーズの第一短編集” Lord Peter Views the Body”を新訳。英国ドロシー・L・セイヤーズ協会公認推薦翻訳書!
感想・レビュー・書評
-
セイヤーズのシリーズ探偵ピーター・ウィムジー卿の登場する短編集。
各編、訳者の凝りに凝ったタイトル付けが面白い。
短編なので展開も早く、「どうしてそんなことが分かるの」と突っ込みを入れたくなるものもあるが、それはそれで楽しめる。
本書は"クイーンの定員"No76の短編集。
近年の論創社、ヒラヤマ探偵文庫の刊行により、なかなか読むことのできなかった"定員"の作品も、過半数を入手するところまできた。価格も高くなったが、あまり部数も出ないだろうし、そこは我慢、我慢。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
長編読者なら楽しめるファンブック的第一短編集、妖精時代ということで飄々と!「御前」に一票。お気に入りに寸評■「瓢箪から出た駒をめぐる途方もなき怪談」まさにスピード、バイク好きね「面皮を剥ぐ婆にまつわる理屈無視の逸話」いつものお仲間「不和の種をめぐる卑しき泣き笑い劇」片田舎の怪奇色ある中編で雰囲気系「嗜好の問題をめぐる酒飲み相手の一件」節が全開でニヤニヤ「竜頭に関する学術探求譚」良い関係を築いているようで、甥っ子の成長が楽しみ「顔なき男をめぐる解けない謎」これがベストか「アリババの呪文」未収録(1928年)
-
なにこれ知らなかった。読みたい。
ピーター卿は全部読んでいるはずだけれど、新しい選集かな?興味ある。