誰のためのWTOか?

  • 緑風出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846101091

作品紹介・あらすじ

本書は、WTOの抱える問題を、ラルフ・ネーダーが主宰するパブリック・シティズンのグローバル・トレード・ウオッチ・チームが5年間にわたってあらゆる角度から詳しく調査し、分析、批判を加えている。市民の立場からのWTO分析の到達点ともいえ、反グローバル化運動のバイブルである。

感想・レビュー・書評

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  • WTOの影の部分の紹介をしている。
    大きな組織の活動は、外部の監視が必要で、その機能としては有益だと思われる。
    大組織は、しばしば細かいことに拘らないかもしれないが、小さい国、地域、人々には決定的なこともある。
    そういう視点で本書に紹介のある事例を読むとよいかもしれない。

    課題としては、何でもWTOという組織で止まっていて、そこに働きかけている国、団体の人が見えてこないところだ。WTOのある部分に言及するときは、その部門の代表は誰で、どういう考えを持っているかを示してもらえるとより具体的に分かりやすかったかもしれない。

    組織だけで止まって考えると、別の組織ができても、同じことしか起こらないかもしれない。

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